「ともだちになろう」 みんなの声

　黒い背景に、迫力のある表紙にワクワクします。元気いっぱいで、おしゃれな絵本です。

　いつもは仲良しのともだちでも、
　けんかしたり、しらんぷりしたり、することありますよね。
　でもすぐに、「どうしてるかな」って、気になってしまいます。
　子どもの気持ち、そのままを描いたような絵がおもしろいなと思いました。

　ケンカするほど、仲がいいものです。大きな声で笑っている場面に、ほっこりしました。

文章ではなくて言葉と絵の組み合わせですすんでいきます。絵の力がすごいですね。字の無い本みたいなかんじで、絵をじーーーくりみて考えるというのも面白い見方かもしれません。クレヨンとかひっかいた線とか、とてもそのくみあわせが斬新で私もじっくりみてしまいました。怪獣みたいな動物みたいな生き物の表情をみているのもおもしろかったです。

この絵本を読んで、久々に衝撃を受けました！！
初めて見るタッチの絵は、まっ黒な背景が印象的。
その黒が、ミースさんの絵を、これでもかっていうくらい
際立たせています♪
そして、短い文章なのに、こんなにも心に響くなんて・・・！！！
かいじゅうたちの表情やしぐさが、言葉にはしていない、いろんな
部分を表現してくれています。
大人が読んでも、子どもが読んでも、きっと楽しめます！！
読み終わる頃には、かいじゅうたちがかわいくて、かわいくて♪
すべての五感をフルに刺激してくれた、本当に素晴らしい絵本だと
思いました！！

絵もとても魅力的な作品なのですが、ページを進むたびに書かれている一言。その一言は怪獣たちの気持ちを表現しています。友達に対する思い、心配、希望等が表情豊かに描かれていてとても素敵な絵本だと思います。喧嘩をしても、知らんぷりをしても、やっぱり友達が大好き。子供にとっても、大人にとっても、友達の大切さをしっかりと、そして分かり易く教えてくれる素晴らしい絵本だと思います。喧嘩をしてしまった時や、いつも大好きなお友達へのプレゼントとしても素晴らしいと思います。

各イラストに一言のテキストですが、子供の友達に対する気持ちと感情がシンプル且つ的確に伝わってきます。
子供の頃は素直に感じていた事が大人になるとどうして複雑になってしまうのでしょうか？
喧嘩も仲直りも…大人になってしまうと仲直り、出来ない事も多いですね。
黒の背景に鮮やかなカラーで描かれた子供が描いたようなイラストも素敵です。

この絵本は、動物の表情が、わかりやすいので、読んでいる時に、8歳の息子は、ページをめくるたびに、すごくリアクションがよくて、『歯が、ギザギザで怖っ！』とか、『よかった〜！』と興奮していました。色彩豊かで、文章も的確なものだと、こんなにも反応が良いのだな〜と感心しました。

子供の気持ちを良く表現してある作品だと思いました。子供たちの心の気持ち、新しい友達に対して、いつも仲良しの友達に対して、ちょっと喧嘩をしてしまった友達に対して…。色々な友達に対しての気持ちがページごとに描かれていて、そのかいじゅうたちの表情一つ一つが語り掛けて来るようです。私が一番好きなページはかいじゅうたちがわっはっはーと笑い転げているページです。こんな風に、いつでも自分のの子供がいつも友達と楽しく過ごしていてほしいな。と思います。

「あそぼうよ」「たいくつだー」等のセリフと共にいろいろな友達同士の姿が描かれています。
表紙の狼たちの友情物語かと思ったのですが、そういうものでもないのですね。
黒い画面に描かれた友達たちの姿…子どもは何を感じてくれるでしょうか。

泣いたり笑ったり怒ったり、喧嘩したり、仲直りしたり。
どこかの見開きで自分に似た怪獣にお子さんはきっと出会うはず。
もしかしたら、すべての怪獣が、自分と似ていると気づく子もいるかもしれませんね。

どうして喧嘩をしたんだろう？とか、どうして泣いているんだろう？とか、各見開きでお話に花が咲くかも。

ママもそう、パパだってそうと、言い添えてあげたらお子さんを勇気づけられる場面もありますね。

でも人って、こんなにちいちゃい時からともだちが欲しいんですよね。
就学前のお子さんにお薦めです。

二匹のかいじゅうのシンプルなやりとりで構成された絵本です。
あざやかな色彩のいきいきとしたかいじゅうの表情がとても素敵で、文章は単純な言葉だけですが、きちんとしたストーリーを想像させてくれます。
息子はともだち大好きです。けんかしたり、ないたり、おこったりすることもあるけど、ともだちだから仲直りできるよね！ともだちって大事ということを改めて考えさせてくれる絵本です。