表紙の男の子とワンちゃん…
目を閉じて鼻から思いっきり何かの匂いを
吸い込んでいます。
この背景が クラッカーになっているのですが
私は もうここからクラッカーの匂い(味)を
思い出しちゃいました。
ページをめくっていくと
焼きたてパンや ジューシーな果物
焚きたてご飯や お味噌汁
お風呂の石鹸 ブランコした後の手…などが描かれていて
瞬時にその匂いを思い出します。
こんな匂いのオンパレードに
頭と心の中には
その匂いを経験した時の想い出で いっぱいになりました。
あとの場面のほうでは
おならや 犬のウンチなんかも登場して…
ここでは笑っちゃいました。
読む人によって それぞれ違った想い出が溢れてくる絵本。
そういう意味では
小さいお子さんから 大人まで 幅広く楽しめる絵本だと思います。