この絵本、幼稚園のバスが来るまでの時間つぶしに、と読み始めたのが運のつき。
ルラルさんがみんなにご馳走しようと材料を買ってきたのに、
みんなの「おてつだいします」から、とんでもない騒ぎに。
「あーイタリアふうアジのトマトにこみが!」
「フランスふうエビのクリームスープが!」
あわてるルラルさんが本当に愉快。
息子も大笑い。なのに、読んでいる途中で時間が!
こんな面白い絵本を、ほんの3分の時間つぶしに使うものではありません。
「まだ見たいの!」とぶうぶう文句をいう息子をせきたてるのには、一苦労でした。
この絵本、みんな本当に、幸福そうに物を食べていること!
見ていると、こっちまで幸せな気分になります。
ルラルさんって、絵本にするにはちょっと変わり者キャラクターだと思うのですが、
そこが、とっても素敵です。
最後のおちも味があっていいですね。