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ほしじいたけ ほしばあたけ」 みんなの声

ほしじいたけ ほしばあたけ 作:石川 基子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2015年09月09日
ISBN:9784061332720
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,590
みんなの声 総数 29
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  • 発想豊かすぎる絵本

     なんとも発想豊かな絵本だ。
     ほししいたけをモデルに絵本ができるなんて思いませんでした。
     だって、ほししいたけの、しわしわが絵本の主人公になるなんて思います? いくら栄養がうまみがあっても、あまり思わない。
     しかも、このタイトル。ほししいたけに「点々」をくわえて、「ほしじいたけ」。
     うまい。

     もっといえば、いつものしわしわの「ほしじいたけ」ですが、森の「きんるい」、これは菌類です、の仲間はピンチにおちいれば、自らの身体を水につけて、あらま、力強い「わかものしいたけ」に変身するのですから。
     こんな発想は普段台所に立つ人でないとわいてこないのではないでしょうか。
     しわしわのほししいたけを水でもどせば、ぷっくら肉厚のしいたけになる。そのことをしっかり見ていないと、わからない。
     この絵本は、それだけで十分楽しめます。

     さらには、この絵本に登場するきのこの仲間たち。
     タマゴダケ、オオワライタケ、ホウキタケ(このホウキタケがせっせと掃除しているのなんて笑ってしまいました)、ヌメリイグチ、それにキヌガサタケ。
     いやいや「きんるい」の仲間たちも随分楽しそうです。

     どうして「ほしじいたけ」が若者しいたけに変身したかというと、子どもたちがおにごっこをしていたら、タマゴダケが崖から落ちてしまったんです。それを助けようと、「ほしじいたけ」は谷底に降りたのですが、しわしわですから崖をのぼる力がありません。
     そこで自ら水にとび込んで若者しいたけに変身したのです。
     ところが、高い崖の途中で力がなくなってきました。あやうし、若者しいたけ。
     と、そこに「ほしばあたけ」も若者しいたけに変身して、二人を助けます。
     いつも仲のいい「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」は、若者しいたけになっても仲がいいのです。

     「ほしじいたけ」たちの活躍を見ていると、人間の「ほしじいたけ」も「ほしばあたけ」もまだまだやれるのじゃないかと思います。
     案外この絵本は老人たちに受けたりするかも。

    投稿日:2015/10/18

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    3
  • まず未就学児には、干ししいたけっていうことが
    ぴんと来ません。
    低学年にも無理かも。
    っていうか、いまどきの子には、まずその乾物
    である干ししいたけの説明が必要です。
    私は5年生の読み聞かせに使いましたが、
    これを読む前に『おいしいおほしさま』という
    乾物の詩のような絵本を読んで、そこを
    導入として、干ししいたけを説明し、
    その後、タイトルを読んだら、まずそこでクスクスっと笑いが。
    ほしじいたけですからね。
    で、わくわくして聞いてくれてる感じがしました。
    むにゅむにゅと若返るところでは驚き、
    そして、おばあさんが力持ちの場面では
    おお!と声が出ました。
    スピード感があって、意外性があるので
    読み聞かせにオススメです!
    きのこの科学絵本を導入にしてもいいかもですね。

    投稿日:2015/12/04

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    2
  • 味のある大活躍

    ほしじいたけもほしばあたけも、だてに歳をとったわけではないようです。
    栄養やうま味を蓄えて、いざとなれば、水に浸って昔の姿に戻ることができる。
    茸の仲間たちからは尊敬される存在ですね。
    若々しく変身した二人の活躍に拍手喝采です。

    投稿日:2015/11/18

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  • 絵がとってもかわいい

    このお話は、干しシイタケのおじいさんとおばあさんのお話でした。うちのこはこの干しシイタケの絵が気に入っていなかったみたいですが・・・大人の私にはとってもかわいく見えました。子供のキノコがピンチの時には水を含んで若返ってパワーを出すというお話もとっても面白くってステキな絵本でした。

    投稿日:2015/10/28

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    1
  • 爆笑しました…!

    まさか干し椎茸が主人公の絵本があるなんて…!
    もう大爆笑です。
    他に出てくるきのこたちが案外ちゃんとしてる(実在のきのこたち)のもまたシュールで良いです。
    子供よりも大人に刺さる絵本かもしれません。
    少なくとも我が家は娘より私のお気に入りとなってしまいました。

    投稿日:2024/09/27

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  • 人気者の二人

    表紙の絵に惹かれて読みました。

    ほしじいたけとほしばあたけは、ひなたぼっこで体を乾かすことが大好き。
    反対に、水にぬれてみずみずしくなることは嫌いです。
    けれども、仲間のきのこたちがピンチの時は、水に濡れるのも厭わないのです。

    ほしじいたけとほしばあたけが、皆から好かれているのに納得です。
    仲間のためなら自分が犠牲になってもかまわないという精神が、皆を惹き付けるのですね。

    とても魅力的な絵本でした。

    投稿日:2023/05/02

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  • ほのぼのとしたイラストで、ほしじいたけとほしばあたけという老夫婦ののんびりしたお話しかと思ったら、そのあとの展開に驚きました。なるほどな〜と思い、こんなストーリーのお話しは他にないな〜と笑ってしまいました。
    小学生の娘は他のきのこたち含め、あまり馴染みがないようでしたが、この絵本で少し興味を持ったようでした。
    他のシリーズもあるようなので読んでみようと思います。

    投稿日:2022/10/18

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  • ほしじいたけ、おいしいね

    絵柄はちょっと癖がある、キャラクターもちょっと癖がある(笑)
    きのこ好きの息子の誕生日に購入しました。

    よっぽどお気に召したようで、出だしを覚えて一緒に読んでくれます。
    食事でしいたけを出すと、「これ、ほししいたけ?」と聞いてきて、「おいしいね?」とニコニコしています。

    他にも色んなきのこが出てきそうなので、シリーズで揃えるか検討中です。

    投稿日:2021/12/14

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  • 意外な展開にびっくり!

    干し椎茸のおじいさん、おばあさん、ほしじいたけ、ほしばあたけが主人公というユニークな物語。
    途中までは普通に読んでいたのですが、ピンチの時に水に浸かったあとの、その姿にびっくり!
    うおぉぉぉぉぉぉぉぉうっじゃっ!!
    ひっくり返りそうになりました。
    これは子供たちはもちろん、老人福祉施設なんかでも喜ばれそうですぬ。

    投稿日:2021/03/03

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  • 夫やじいじやばあばに読んでもらいたい

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    よぼよぼのじいたけたちが
    意外や意外、
    崖から落ちたキノコを助けるときの
    迷いもなく飛び降りる場面には
    衝撃を受けました。
    そして、崖を登るときにの
    変身。
    もう、最高です!
    これは干しシイタケのことを知っていれば
    なお笑えるのかもしれませんね。
    息子たちも笑っていましたが、
    この笑い、夫やじいじやばあばに読んでもらいたいです。

    投稿日:2020/08/31

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