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命はどうしてたいせつなの?」 みんなの声

命はどうしてたいせつなの? 著:大野 正人
絵:ハラアツシ
出版社:汐文社
税込価格:\1,760
発行日:2015年09月
ISBN:9784811322209
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,290
みんなの声 総数 29
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29件見つかりました

  • 食育だけじゃない

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    最初に読み始めた時は、食育の本かと思っていました。

    私たちは生きるために他のものの命をいただいている・・・それをテーマにした絵本は他にも見かけます。でも、この本を読んでいいなと思ったのは、私たち人間が食べる動物も、自分が生きるために他のものの命を食べていたことに触れられている点です。命をいただくことだけに焦点をあてると、子供たちは罪悪感ばかりを感じたり、繊細な子は動物性のものが食べられなくなったりしてしまうかもしれません。でもこの本では、命を「奪う」ことだけに焦点を当てていないので、冷静に読むことができます。

    そして後半は食べ物からは離れて、生きていくこと自体が取り上げられています。はっきりとは書かれていませんが、いじめ・自殺などの問題も意識されているようです。また、身近な人の死に直面することなど、幅広く書かれています。

    食べること、生きること、死ぬことは全部繋がっていることがわかります。

    あまり小さな子が読む話題だとは思いません。小学校高学年くらいからにお勧めです。

    投稿日:2015/11/30

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  • 子育ての基本

    人が生きていく中で何よりも大切な事を、自分の子供たちに簡潔に伝える事が出来る、親にとっても大切な絵本だと思います。自分の子供たちの心の中にいつまでもいつまでも残るように、辛い時や悲しい時にも思い出してくれるように、何度でも読み聞かせようと思います。

    投稿日:2015/11/30

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  • 大人になっても大切にしたい本

    • マキにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    『命はどうしてたいせつなの?』
    この質問に、即座に答えられる人は少ないかも知れません。
    シンプルな質問ほど、答えが難しいことって、珍しいことではありませんよね。

    この絵本を最初に読んだとき、一番印象に残った場面は、牛の解体のシーンでした。
    畜産家の方々は、きっとお世話をしているうちに、牛一頭一頭に愛着をお持ちでしょう。
    その大切に育てられた牛を、無表情で調理している自分にゾッとしました。
    そのことの印象が強すぎて、他のシーンにあまり感情移入ができませんでした。
    そして、再び読んだとき、心に残ったのは、親の私でも“いただきます”を事務的に言ってしまっているということ。
    ただ口から発するだけの言葉には、なんの意味もないと改めて気付かされました。

    “いただきます”と“ありがとう”を大切に、これから一日一日を暮らしていきたいと思います。
    それも口先だけではなく、心から感謝を込めて。
    辛いときこそ、この二つのことばを大切に。
    “ココロノハコ”にも、とても説得力がありました。

    絵本は本当に侮れません。
    絵本は、子どもだけのものではなく、挿絵が多いけれど、大人も楽しむべきものだと思います。

    投稿日:2015/11/27

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  • 命はどうして

    • 桜ん子さん
    • 20代
    • その他の方
    • 神奈川県

    たいせつなの?

    この世に一つしかないものだから?
    粗末にしてはいけないと教えられたから?

    読み終えても「答え」は見つかりませんでした。
    ただ考えました。
    考えたいと思いました。

    もっと色々な方に考えて欲しいと思います。

    投稿日:2015/11/30

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  • 絵本ではありますが、子どもに読ませるだけではもったいない本です。「命」を食べることから、「家族」、人と人とのつながり、自分の「こころ」に向き合うこと、など短いストーリーに、大人でも立ち止まって考えさせらてしまうような内容です。生きていくことはきれいなことだけではないことを、やさしく説いているように思います。この本に小さな頃に出会えた子どもたちは幸せに思います。きっと大人になってもこころの片隅に大切なメッセージが刻み込まれていると思います。こういう本が多くの子どもたちに届くと素晴らしいと思いました。

    投稿日:2015/11/30

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  • この本にも

    読み進めながら浮かんできたのは
    5年ほど前に読んだ『いのちをいただく』でした。
    ほんの数ページの短いお話に
    思いがけず涙があふれ
    いただくいのちは
    昨日までは誰かが大事に育てていて家族同然だったのだということ
    そしていただけるまでに
    その間で大変な仕事をされている方がいるのだということに
    気付かせてもらった本でした。

    この本にあるように
    「自分の手で命を取り上げなくても、食べることができるようになって」
    私たちはそのことを忘れかけているのでしょうね。

    食事の前にお祈りをすることはあっても
    「いただきます」と手を合わせるのは日本だけ
    と聞いたことがあります。
    日本の誇らしい文化だと思います。
    「いただきます」はいのちをわけていただくということ。
    食べ物の形にしてくれた人への感謝もこめて
    忘れぬよう、日々三度三度くり返したいです。

    後半の「つながり」
    いま、「つながる」ことが上手くできずに
    箱に入りそうになっている子どものことで
    私自身もまた、箱のふたをあけたくなるようなことがあるのです。
    考えれば考えるほど、鏡は鏡を映して
    悩みはどこまでも続くように思えていました。
    けれど、「ありがとう」をくれた多くの人達を思い出すことで
    下がりがちな口角もまた上げられそうです。
    そして、生まれてきてくれて「ありがとう」という気持ちがある限り
    この子を「ひとりぼっち」になんかするもんか と力がわいてきました。

    からだと心をつくってくれた命に
    「いただきます」と「ありがとう」
    文章にも命が宿っているのなら
    この本にも「ありがとう」と伝えたい。
    ひとは、ありがたい と思うことで
    自分を幸せにできるような気がしています。

    投稿日:2015/11/30

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  • 生きるとは

    「命をもらって食べる。これが、生きるということです。」なるほど!!と思いました。生きるとは何か、それがこんなにもはっきりとした言葉で書かれていることに、なんだかほっとしました。
    「いただきます」「ありがとう」この言葉の意味や大切さも、丁寧に分かりやすく書かれています。
    とても素晴らしい絵本です。

    投稿日:2015/11/30

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  • 命の大切さは、言葉では沢山聞くけど、実際にどうして、どんなふうに大切なのかを説明するのは難しい。それを丁寧に、根気よく、素直に教えてくれる本です。「死」にも目をそむけずに、子どもに分かるように説明してくれている。なにより印象的なのは、本の最後に、命の大切さを学ぶと、子どもたちは自分の命の大切さを感じることができる、という解説。本当に目から鱗でした。

    投稿日:2015/11/30

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  • 「命は大切なもの」ということを、伝えようとしても、どうしても道徳的な観念の押しつけになりがちですが、この本を読んで伝え方のヒントをいただきました。
    頭でわかろうとしても、まだ自分の命ということを考えることのない年代に、この絵本は多面的に説明しています。
    食生活を通しての生態系の話、心の問題として命の重さを考える話、そして誰もが迎える死というものを見据えた人生の話。
    この説明を咀嚼するには、やはり小学校の中学年以上と思いますが、自分を中心にして、いろいろと考える材料を提供してくれています。
    「ごちそうさま」「ありがとう」。
    日常のあいさつに落とし込んで、より日常的に考えさせるところも素晴らしいと思いました。
    小学校の各クラスに備え付けにしてほしい絵本だと思います。

    投稿日:2015/11/29

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  • ココロノハコを開こう

    ほんとにそうだ…
    そう思うことがいっぱいありました。

    自分の手で命をとりあげない。
    だから、命の重みを忘れやすくなってしまう。

    心の中にある命。
    『ココロノハコ』。
    ああ、孤独ってこういうことだよねって、深くささりました。

    今の自分を作ってくれているものは、たくさんの命。
    人間だから持つことができる「思いやりの心」。
    大人たちが再認識し、次の世代に受け継いでいかなければいけないなって思いました。

    投稿日:2015/11/25

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