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幼い時に父を殺され、その敵討ちの為だけに生きてきた兄弟。 本当なら違う生き方もあったと思うのに、母親が敵憎さから息子達に父親の素晴らしさと、敵討ちをすべきだと教え込んでしまい、そういう風にしか生きられなかった・・・ そんな時代的な哀しさが強く出ていました。 ある意味、源頼朝や義経、宮本武蔵も、敵討ちのための機会をうかがっていたと言えますが、曽我兄弟の場合は、ほんの子供の内から、それしか考えられないような環境に置かれていたということが悲劇だったのかもしれません。
投稿日:2019/09/02
曾我兄弟が、父親の仇討ちだけに、一生を捧げたと思うと私には理解出来ないなあと思うばかりです。11歳と9歳の兄弟が、首を切られる前の最後に母に言い残す言葉が、ふたりがにっこり笑って「怖がらずに、切られたと、母上にお伝えください」だった。母親は、兄弟の仇討ちを喜びながらも二人が死んでしまったことを深く悲しんだ。せっかく、処刑が中止になって助かった命だからと思いますが、きっと仇討ちに、命をかける人生だっただろうと思うと切ないです。
投稿日:2019/01/15
歴史をたどるのは、決して悪いことではないけれど、父親の敵討ちに短い命を貫き通した兄弟の志を、美学として受け入れることには強い抵抗感があります。 むしろ、この錦絵のような絵本がかつて多いに読まれていたことに対する、歴史背景を思いやりました。 曾我兄弟が、英雄だった時代があるのです。 それを理解出来る人たちの絵本だと思います。 絵が、凛々しく美しいだけに、そう感じました。
投稿日:2014/07/07
忠臣蔵はとても有名ですが、こちらは名前は知っていても、どういう話か知りませんでした。 源頼朝に関係しているのです。ちょうど平清盛をしているので、興味深く読みました。 あだ討ちをする兄弟は、頼朝に捕えられていたとは驚きました。 その後、いろいろな試練を乗り越えて、父親を殺した相手にあだ討ちをします。 幼いころに兄弟で誓って、17年も経ってやっと果たすことが出来たのです。 戦国の世の男子は、今では想像できないような家族への想いがあったのでしょう。 昔話や昔の戦記物語を知らない子どもたちが増えています。 日本の歴史やその時代の様子が分かるので、おすすめです。
投稿日:2012/01/28
時代劇が好きな6歳の息子と4歳の娘に買ってやりました。とても美しい絵本ですが、読み終わるなり「どうして2人とも死んだの?」「どうして首を切られるの?」などなど質問の嵐。謀反の疑いで首を切られるとか、あだ討ちに成功しても逃げずに戦って死ぬ、つかまって潔く死ぬなどという価値観は、説明に困ります。それが正しいのかと聞かれると、なお困る! 「親が殺されても、相手を殺したらいけないんだよ」と、とりあえず教えておきました。曾我兄弟の話、私も知らなかったのですが、結局は悲劇だったのですね。これは美談なのか? よくよく勉強になりました。いろいろな生き方や価値観があるのだと子供に教えるにはいいかもしれません。
投稿日:2006/08/02
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