息子が図書館で借りてきて一緒に読みました。
子育てにパン屋さんの仕事にと毎日大忙しの、カラスのパン屋さん夫婦のお話でした。4羽の子カラスの面倒をみながら、パン屋の仕事をこなす姿を見ていると、本当に大変そうでした。
そして手が回らなくなってしまい、だんだんパンが売れなくなってきてしまいました。がんばってるのにうまくいかないのを見ていると、読んでて私も悲しくなってしまいました。
そんなパン屋さんでしたが、子カラスがおやつに食べていた、売り物にならない焦げたり半焼きのパンをお友達が欲しがったことをきっかけに、まさかの大人気パン屋さんへと変貌をとげます。
カラスの親子が作ったいろんな形のおいしそうなパンや、たくさんのカラスたちがおいしいパンを求めてパン屋さんに行列を作る様子はとってもにぎやかで、楽しさが伝わってきます。
文章も臨場感があって、読んでてわくわくしてきます。息子もすごく面白かったようで、読み終えた後も、パン屋さんのセリフをうれしそうに何度もまねしてしゃべっていました。
とっても楽しい絵本に出会えてよかった〜と思っていたら、そばやさんややおやさんのお話もあるんですね。これはぜひ読まなきゃとはりきっています。