「はなかっぱ」 みんなの声

あきやまただしさんの絵が可愛くて下の子（年中）が
図書館で見つけ借りて読みました。
はなかっぱくんはかっぱだけど頭の上はお皿じゃなく
お花。
おじいちゃんもおばあちゃんももちろん両親も。
お話は文字は少ないのだけれど内容は深かったです。
はなかっぱくんはどんな大人になるのかな。
子供たちは「チューリップが咲くんじゃない？」とか
色々話してましたが、さあどんなお花が咲くのか・・・
とってもカワイイ絵で素敵な絵本です。

はなかっぱくん、とてもかわいいです。
はなかっぱくんのおとうさん、おかあさん
おじいちゃん、おばあちゃん。
みんないいキャラクターでほのぼのしてしまいます。

単純な中にも、かっぱをモチーフにして
きれいなお水にはきれいな花が咲くんだよ。
汚いお水はお花がしおれてしまうんだよ。
ということを自然と教えてくれるお話でした。

子供にとっても、親にとっても
考えさせてもらえる絵本です。

あきやま　ただしさんは
毎回かわいい絵と、面白いお話で
はずれなし、です＾＾

以前にもあきやまただしさんの作品を読んだ事があり素敵だったのですこの絵本を選びました。素敵な家族が登場するので楽しく読めました。環境の事に飛びぬけて感度の良い主人公の家族が素晴しいと思いました。お父さんやお母さんが自分の花をとても大切にしておりきちんと労わってあげている所に感動しました。子は親の背中を見て育つといいますが素晴らしいお手本の両親を持った主人公は幸せ者だと思いました。今まで見たどんな河童の家族よりも可愛らしくてファンになりました。続編も読みたいです。

はなかっぱくん、どんな花が咲くか楽しみですが、３００年先に咲くのではとても先の長いことなので、がっかりしました。と、諦めてはいけないことも教えてくれたのでは？と最後のおちがおもしろかったです。
「ぼん！」林檎の木がはえて、白い林檎の花がいっぱい咲いたのには驚きました。環境問題にもさりげなくふれて作者の優しさを思いました。

この絵本に２歳の息子が夢中になった理由は、とっても簡単！

りんご　りんご　りんご
りんご　りんご　りんご
りんご　りんご　りんご　りんご！　

これだけです。
これが面白かったようで「りんごー！あははは」と爆笑。
それから、何度も持ってきます。

次に興味を持ったのは、汚れた水や、空気では、はなかっぱくんの
花がしなしなになっちゃうところ。
「これ、こわれてる〜」と、悲しそう。
（なるほど、枯れるやしおれるの語彙がまだなかったのね）

そして、やっぱりりんごで爆笑なのです（＾o＾）

花は、綺麗な水や空気がなければ枯れてしまいます。
だから、はなかっぱくんたち家族は、世界で一番綺麗な池にすんでいます。
何故かって？それは・・・

みんなそれぞれ、自分の花を持っています。
そしてそれぞれの役目をちゃんと知っています。

でも、はなかっぱくんの花にはまだ、名前がありません。
これから、どんな花を咲かすのか、はなかっぱくん自身の生き方にかかってくるのです。

では、私の花はどんな花が咲いているのでしょう？
娘の花は、どんな花が咲くのでしょう？

とても気になります。
きっと、娘もはなかっぱくんのように、自分で探して、
素敵な花を咲かせてくれるのでしょうね。
とても楽しみです。

作者のあきやまさんには大変失礼なのですが、
ヘタうまな絵でジャケ買いしちゃいました。
色使いもキレイなので、子供の反応も上々↑↑です。
お話は、深読みすれば、自然環境への憂いや、どんな私
になりたいのか、という問いかけで、なかなか考えさ
せてくれる内容でした。
カッパも実在しない生き物ながら、子供には人気があって
不思議ですよね。

家族みんな違う花が咲いている「かっぱ」さん。
頭の上に咲いているのは自分だけの花！！
それはいつかきっと咲くんだよっていう最後のところに
感動しました。
りんごの木が生えたときには子供は大笑いでしたが･･

自然環境の話もあったりして、とてもよかったです。

はなかっぱくんはかっぱです。
でも・・頭にあるのはお皿じゃなくてお花が乗っているかっぱです。

おとうさんはひまわりを、おかあさんはたんぽぽを・・みんながお花を咲かせています。

あきやまただしさんの可愛い絵柄にひかれて図書館で借りてきました。
娘と読んでいたら・・『私なら〜』といろんな花を考え出しました。

そうか！この本は自分だけの花＝自分探しの本なんだ！！と奥の深さにびっくりです。

環境問題も感じられて、この本すごいかも！！
シリーズ物ならはなかっぱくんの花が咲くのも見れるんだとすごく楽しみになったお話しです。

娘がはなかっぱくんを描いて・・いろんな花を咲かせています。
そんな娘を見ているのもとても幸せな気分になれたのでたくさんの人に読んでほしいなぁ・・と思う絵本です。

あきやま　ただしさんのＮｅｗキャラ「はなかっぱ」
かっぱの頭に花なんて、あきやまさんならではの発想です。
そして、生息地は世界で一番きれいな池。
あきやまさんならではの、メッセージが込められていると思います。

最初、家族の紹介が続きますが、みんな違う花を乗せています。
どうしてか？って言うと、「なりたい自分になれた時に、初めてどんな花になるかが決まるから」
自分探しの物語でもあるのです。

最後に、願った花が咲くのですが、やはりオチがあって自分探しは当分続きそうな予感を感じさせます。

単純にはなかっぱというキャラを楽しめますし、自然とかを汚さないとか自分探しとかのメッセージを感じることが出来る深い絵本です。

続編が楽しみな一冊です。