娘の行きつけ!のこども病院の図書コーナー(院内に図書館も
あるのですが、充実した図書コーナーもあるのです。その他、
それぞれの待ち合いにもたくさんの絵本や児童書があります)。
その図書コーナーに置いてある本がどれもこれも素敵でいつも
「ああ、いつかそのうちにあの本も欲しいなあ」とか「この
本読んでみよう」などとチェックしているのですが、このロアルド・
ダールさんのシリーズもそんな本。
やっと読んでみました。
娘と私、それぞれ別々に読んだのですが、娘に聞いたら
「おもしろーい!」と楽しく読み終えたようです。
そう、子どもでも軽やかに読み終えることができる雰囲気の
本。小さいし、薄いし、クェンティン・ブレイクさんの挿絵も
かわいらしいし。
内容は、ちょっと考えさせられるようなものですけれどね。
怒りの気持ちが魔法になってしまうという・・。
魔法は使ってもいいと思うけど、上手に使ってほしいなって
思います。怒りの気持ちから、ではなく、優しい気持ちから。
軽やかに読みながらも、なんとなく考えてくれたらいいな。
娘は「ウィンター先生は本当に元通りにならないのかな?」と
たいそう心配していたので、怒りの気持ちから魔法を使う
ことはきっとないだろうな・・とちょっとほっとしています。