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ピリカ、おかあさんへの旅」 みんなの声

ピリカ、おかあさんへの旅 作:越智 典子
絵:沢田としき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,870
発行日:2006年07月
ISBN:9784834022148
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,479
みんなの声 総数 17
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  • 生命はめぐる

    10歳娘、6歳娘、4歳息子と読みました。息子は動物などの生態についての絵本が好きなのですが、こちらは少し言葉が難しかったのか、途中で飽きてしまいました。
    ピリカの「お母さん」はもういないはずなのに、大地とか、海とかの大きな意味でのお母さん、を感じているのが生命の不思議だなぁと感じました。

    投稿日:2023/01/25

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  • サケの遡上

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    数年前に、新潟で
    鮭が遡上してきているところを見たことがあります。
    ボロボロになった体で
    水の少ない川を上ってきている姿を見たときには
    感動しました。

    またそのすぐ後で
    おじさんたちが鮭を捕まえて、
    太い棒で鮭の頭をポカンと殴って袋に入れている姿を
    見てしまい、
    言葉を失ってしまいました。

    もちろん、鮭もいくらも大好きだし、
    漁師がとっているのも知ってはいたので
    ひどいとは思えないのですが、
    頑張って上ってきたのに
    産む前に殺されて、とても可哀そうでした。

    もし、この絵本をあの光景を見る前に読んでいたら
    よりつらかったと思います。

    お母さんを求めて登ってくる
    姿が印象的でした。

    投稿日:2020/08/29

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  • 鮭!!

    鮭ってすごいですよね。
    海にいても産卵の時には自分が生まれた川に帰る。
    どういう原理なのかと、いつも不思議に思い感心します。
    命をつなげる、これが生き物の自然の原理なのでしょう。
    イラストもとても美しく見応えがある1冊に思いました。

    投稿日:2020/05/27

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  • メス鮭の一生

    不思議な鮭の生態を描いた絵本です。絵がとても大きくて、海中の様子など、とても臨場感があって、素敵です。鮭も、懸命に、本能的に、先祖からの命をつないでいることが、よくわかります。わたし達人間や、熊などの動物も、その大切な命を頂いて、生きているんだなと感じました。

    投稿日:2019/12/17

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  • 科学絵本と物語の融合

    この本を読んで、昔、国語の教科書に、サケの一生(生まれてから産卵して死ぬまで)についての説明文的な話が載っていた事を思い出しました。

    その説明文は、科学的な事はわかるけど、面白みがないというか。
    ピリカの話は、科学絵本なのに、素敵な物語にもなって、読み聞かせると10〜11分くらいかかるのですが、とても興味深く最後まで読むことができました。
    ピリカという1匹のメスのサケを主人公にすることによって物語に感情移入しやすくなっています。
    サケって、こんな風に思いながら生まれた川に帰ってきて産卵するのかな。
    好きな本です。
    ただ、低学年には少し難しいかもしれません。
    高学年向き(4年生以上)かな。

    投稿日:2019/07/05

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  • サケの宇宙

    サケはどうして生まれた川に戻ってくるのだろう。
    サケはどうして大海原から、苦しい思いをおして、厳しい川の上流を目指すのだろう。
    この不思議を、みごとに描いていることに感心しました。
    理屈ではないのですね。
    見たことのない母の声が自分を読んでいるのです。
    そう考えると、海も川もサケにとって大宇宙のように神秘的です。
    死をもってほかの動物の生態系を守るという自然倫理、なんだか科学的でもあるのですが、私はこの絵本に命の神秘を感じました。

    投稿日:2013/10/18

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  • 鮭の一生

    サケの一生が、とても詳しく学べたと思います。
    母親を知らずに生まれていても、ふるさとの川へ戻るという、本当に不思議な本能ですね。
    非常に細かく描かれた絵なので、リアル感がありました。
    体に色が変わることや、ぬめりを帯びることなどは、この作品で初めて知りました。

    投稿日:2013/03/21

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  • 生きているってすばらしい

    • けいぼんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、

    私が読む前に息子は、さらっと読み終えて、
    「お母さん、このお話、最後がとてもいいんだよ。ピリカが、お母さんになるの」
    そんなに楽しいお話なのかと思って読みましたが、最後は、私が思っていたのとは少し違っていました。
    お母さんを知らないピリカが、お母さんを感じるのはなぜか、
    そして、ピリカに限らず、すべての鮭がお母さんを知らないのはなぜか、
    読み終えるとよくわかります。
    一つの命が生まれ、そして消えてゆく。しかし、その命は姿かたちを変えて、永遠に繋がってゆく。
    その様を、真正面から、暖かい目できちんととらえている作品です。
    鮭の一生を写実的に描きながらも、一つの物語として完成されている事に驚きました。
    5歳の息子には、まだ全てを理解することはできないようです。
    しかし、もう少し大きくなって、また読み返した時に、新たな発見をすることでしょう。
    母の愛と、懸命に生きることの素晴らしさを教えてくれる作品です。

    投稿日:2012/07/04

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  • サケの遡上

    サケの遡上を詳しく描いてあったので、自然を学べる感じでよかったです。話は少し長かったのであんまり
    小さい子には向いてないかも・・・。子供はいくらが大好きなのですが、さけの赤ちゃんだってことをこの本で
    初めて認識したようでした。

    投稿日:2012/03/23

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  • 命のつながり

    鮭の一生を描いた絵本です。
    主人公の鮭、ピリカはある日誰かに呼ばれている気がして、導かれるように泳ぎだします。それはピリカのお母さんの匂いでした。
    お母さんの匂いを頼りに川を登り続けるピリカ。・・・

    鮭は卵を生むために川を登って、卵を生んだら力尽きて死んでしまう。
    そのことは前から知っていましたが、どうして自分の生まれた川が分かるのでしょうね。このお話のように匂いで分かるのでしょうか。
    とても不思議です。
    そして数々の危険を乗り越え、自分の体を傷だらけにしながらも、川を登っていく姿に、生き物の逞しさを感じます。娘も滝のように急な流れの川を飛び跳ねながら登ってゆく鮭を見て驚いていました。
    子孫を残し、自分は死んでしまうわけですが、命は繋がっているんだよ、というメッセージが強いので、悲しい終わり方ではありません。
    5歳の子どもが、ちゃんとお話の本意を理解しているのかは分かりませんが、最後まで興味深そうに聞いていました。

    投稿日:2011/04/12

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