岡田さんの作品は面白いのですが、子供に向かって書いているのか、実は大人にこそ読んでもらいたいと思っているのか、どちらかなと思うことが多いですね。
この作品も自分が何者なのか、果たしてだれかに必要とされているのか、どこに居場所があるのか、そんな人生の迷い道にはまり込んだ大人に向かって書かれているのではないでしょうか?子供はそんなこと考えませんからね。
人生に迷ったら旅に出ろ!!誰も自分のことを知らない場所だからこそ、自分が浮き彫りになって、自分が見えてくることがあるのかもしれません。人間、生まれてきたからにはその理由があって、その理由が他人が教えてくれます。