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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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だれのものでもない岩鼻の灯台 」 みんなの声

だれのものでもない岩鼻の灯台 文:山下 明生
絵:町田尚子
出版社:絵本塾出版
税込価格:\1,430
発行日:2015年12月19日
ISBN:9784864840859
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,140
みんなの声 総数 7
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  • 想像以上に素敵な作品でした!!

    「いるのいないの」「ねこにょうぼう」「あずきとぎ」
    そして「ねこづめのよる」の町田氏の絵が
    気になって、気になって仕方がない(笑
    それぞれに合わせての
    素敵な絵の魅力に、心躍ります

    今回は、「島ひきおに」の作者山下氏の文で
    どんな内容なんだろう・・・
    と、とても気になっていました

    灯台が主人公!
    それも、なんか、「ツンデレ」系!?
    繰り返しで
    いろいろな登場動物が楽しめます
    それも、団体さんですから

    で、出た!!!!
    ねこの家族!?
    こっち来てる〜

    と、動物や、鳥に、
    不思議な名前の魚達

    駄洒落で遊んでる?
    場所もよく考えられています

    海の深い群青色〜青と
    空の水色・・・の素敵なこと
    ホタルイカ!!の光が幻想的に
    見えてきます

    あとがきを読むと
    そっか・・・

    もう1度表紙に戻ったら
    灯台が人のように見えてきます
    あっ!ねこ居た!!!

    素敵な作品だなぁ・・・
    手元に置きたいなぁ・・・
    ほしいなぁ・・・

    投稿日:2017/03/02

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    2
  • 私は灯台が大好きです。千葉県には私の叔父が住んでいますが、銚子市の犬吠埼灯台は特に大好きです。犬吠埼灯台は1874年に完成したレンガ造りの美しい灯台です。だからこの本はとても興味深く読ませて頂きました。これはひじょうに心地よい灯台のお話です。私はこのお話を読みながら、とてもホットな気持ちになりました。私は昔、灯台が光っている姿を見て、あまりにも美しいと思いました。そして灯台が大好きになったのです。けれどもこのお話はまた新たな灯台の素晴らしさを教えてくれます。

    投稿日:2021/06/12

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    1
  • 一味違う絵本

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    役目を終えたさびしい灯台に、動物たちが住み着いていき、灯台がにぎやかさを取り戻すお話。
    灯台が主人公というのも珍しいし、この灯台の偏屈な感じ、素直じゃない感じもおもしろいと思いました。出てくる魚がマイナーなおもしろい名前の魚ばかりなのもおもしろかったです。子どもは灯台を知らないしどうかなと思いましたが、一人で読んだ6歳の娘が『この本おもしろいよー』と言っていました。
    町田さんの絵がとても素敵です。特に猫がかわいい。油絵?っぽいのも、この本のストーリーにとても合っていると思います。

    投稿日:2017/08/22

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    1
  • あらたな役目

    お役御免になった灯台。さみしい日々をおくっていたところ、動物たちが居場所を求めてやってきます。
    自分で思っていた役目ではなくても、役にたてることがある。灯台の気づかなかった自らの利点を他者である動物たちが気づいてくれるところに、あたたかい気持ちになりました。
    印象的な絵もすてきでした。

    投稿日:2017/08/08

    参考になりました
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    1
  • とても魅力的な作品

    タイトルと表紙をみた娘の反応は、いまひとつ。
    地味な感じがしたのでしょう。
    ところが、読んでみるとどんどん惹きこまれ、最後には面白かった!と言っていました。

    人間には不用となった灯台を、生き物や自然が受け入れる。
    そこにあれば、それなりに共存していく、それが自然界なんだと思いました。
    影さえ無駄にしないなんて、すごいです。

    灯台として、役目がなくなってしまった悲しみ、再び必要とされるよろこび、でも敢えて嬉しい思いを見せないところ、人間が日常に感じる心の動きが再現されていて、とても共感できます。
    絵も本当に美しくて、お話をさらに盛り立てています。

    一見静かだけれど、とても魅力的な作品です。

    投稿日:2016/10/19

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    1
  • 絵が素晴らしい

    図書館の新刊コーナーに燦然と輝くすばらしい灯台の絵に惹かれました。
    よくよく見たら「いるのいないの」の挿絵画家さんだったのですね。
    この人の絵には力、パワーを感じる。
    1ページ1ページ迫力のある挿絵が素晴らしく、もっと大判で見たいなと思うほど。飾っておきたい。

    お話は不使用になった寂しい灯台について。
    ありとあらゆる所に住まう者達に、また声をかけてきたけどいったいどこへ?!と思わされる。
    ギュウギュウになっていく様は楽しい。
    だが、寂しい灯台と1ページ目でもう読めてしまい、絵本だからそれでいいのだけど、それでももう少し読む楽しさや想像があっても良いのではと思ったこと、灯台の性格づけが子供にはすこぅし難しいかな。
    こんなおじいさん、現実に身近にいるかもしれないけど。
    少し捻りがきいた大人の絵本といった風情です。

    不必要とされた物の再生、リタイアしてしまって寂しいと感じている人々への生きがいや社会というものを見せてくれた気がします。

    投稿日:2016/03/07

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    1
  • 役目を終えた灯台は

    使われなくなった岩鼻の灯台に、色んな動物たちや魚たちが居場所を求めてやって来ます。
    歳を重ねた自分にとって、精一杯働いた後の寂しさを、埋めてくれるようなお話です。
    まだまだ役にたてるのだという安堵感と、一人ではないのだという安心感と、今でとは違う色々なものたちと生きていこうという意識を持ちました。
    味わいのある町田さんの絵に安らぎを感じました。
    海のことをよく知っている山下さんだからこそかけるお話です。
    今まで知らなかった魚の名前が出てきた所にも、深みを感じました。

    投稿日:2016/03/03

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