億万長者な母方の祖父の遺産。四分の一はシャーロット(娘)、のこりはすべてスポート(孫)へという遺言。
お金がすべて、子育てなんてしたくない!というシャーロットは実の息子の取り分をも自分のものにしようと企んでいるようで…。
スポートの両親は離婚し、お金はあっても子供を任せられないとの裁判所の判断で親権は父親に。スポートも父親は好いて母親はあの女呼ばわり。
亡くなった祖父は男尊女卑の人。それもあってシャーロットも歪んでしまったところもあるのかも?とちょっと思いました。
父親、父親の再婚相手、友達…とスポートを愛して味方してくれる人が多くて良かったです(お金の有無に関係なしに)。
人種差別や偏見のこともさらっと描かれていてたしかにと思います。