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10歳の息子と読みました。 ユーゴ修道士とクマの友情の物語か?と どこかでそんな風に思いながら読んでいた私と息子ですが、 いっこうに修道士とクマの関係が分からず、 それでも最後まで読み終えた後にやっと、 実は中世ヨーロッパの実話であることが分かり、 後から後から感動が襲ってきました。 聖アウグスティヌスの本がクマに食べられてしまった、という書簡が 残っていること、 この時代は修道院同士で本を貸しあっては、 写本をしていたこと。 今では気軽に手に入る印刷本ですが、当時はとっても貴重なもので、 写本をする修道士さんたちの苦労やいかにといった感じが、 読んだ後にどっと理解できる感じです。 最後はとんでもないオチつきで、あ〜!!!と叫んだ私たちでした。 巻末の解説のおかげで、とっても勉強になりました!
投稿日:2016/12/01
クマが、聖アウグスティヌスの言葉が書かれた本をお腹の中に入れてしまった!おかげで修道士がその本の写本をつくることになります。なんだか変なお話だなぁーと思ったら、実話をもとにして作られたお話だとか・・・。びっくりです。 写本を作る過程が面白かったです。ただ書き写せば良いというものではありません。紙(羊皮紙)もペンもインクも、一から作ります。まずは、それぞれを作って用意し、間違いのないよう、さらに美しく書き写し、最後に革の表紙をつけて綴じるのです。気の遠くなるような作業です。この時代、本がいかに貴重なものだったかが、よくわかります。 そして、心をこめて本を作ればつくるほど、装飾性も増していくのでしょう。それがこの絵本のイラストに表れていました。 今でも、本は大切なもの、敬意を払うべきものという印象があると思うのですが、それは知識や楽しみが詰まっているというだけでなく、こんな風に時間と手間をかけて伝えられてきた、長い歴史を持った「本」というものへの敬意では?と思いました。 それにしても、「絵描きのユーゴ」修道士も、自分のいたずら描きが何百年もたって人の目に留まり、自分の名前がタイトルについた絵本ができるとは夢にも思っていなかったことでしょう。愉快です(笑)
投稿日:2016/06/28
本を食べ物として狙うクマと、本を借りて写本を作るユーゴ修道士のお話です。 何かの寓話だろうかと思ったら、中世の実話と知ってビックリしました。 図書館の本を食べてしまうクマにはこまりものです。 書かれている事にこそ甘さがあるのですから。 でも、本がユーゴ修道士の命を助けてくれたとしたら、しょうがないかもしれません。 中世の図書館の事、写本を作る過程の事が描かれていて、興味深い絵本です。
投稿日:2016/03/28
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