「ゆうだちのまち」 みんなの声

お父さんと娘のお話です。

女の子の無邪気な感じがいいです。

急な雨が降ってきて

「ゆうだち」がなんなのか

初めて教えてもらったようです。

ゆうだちがやむまで喫茶店でパフェを食べて

時間をつぶしました。

ゆうだちがまたきたらいいなと思う気持ちが

かわいいなと思いました。

やんだあとの道路にうつった自分の姿をみて

鏡みたいと思うのもいいなと思いました。

暑い夏の午後、お父さんと買い物に出かける女の子の話です。途中で雨が降ってきて、それが「夕立」というものだと知る話です。絵も文章もとてもすっきりしていて気持ちがいいです。ただ、ふと、あれ？　買い物に行ったのに、もしかして何も買っていないんじゃない？という、大人っぽい感想を持ってしまいました。３・4歳くらいの子にお薦めです。

突然の雨なんて私にとっちゃ迷惑でしかないのに…。笑 素敵なお店が立ち並ぶこの商店街を、私も子供と歩いてみたい。私は、自分の父とのこのような清々しいエピソードは何もない。主人公の女の子が羨ましくなりました。

こどもはこうしたゆうだちも楽しく感じられますよね。
ゆうだちがザーッと降った時、降った後、うちの子どもの姿と絵本のゆきちゃんの姿が重なりました。
外に物が出してあったりすると、大人は大慌てですけどねー。
季節感あっていいかなと思って読んでみました。

こんな夕立なら良いよねというくらい、模範的な夕立でした。パフェを食べてるうちに晴れ上がる位がちょうど良いですね。
リズミカルで、夕立を楽しむゆきちゃん。
雷も鳴らなかったし、大雨でもない夕立。
いつからか爽やかな夕立を見なくなったような気がして、ちょっと残念です。