新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

100まんびきのねこ」 みんなの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1961年01月
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.12
評価ランキング 26,685
みんなの声 総数 75
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

75件見つかりました

  • 奇想天外さが子どもにうけました

     絵本の古典。
     いかにも昔話しという、奇想天外さが子どもにうけました。
     朗読だけでも、子どもの想像力をかき立てる魅力のある文です。
     でも、私はこの絵が好きです。
     見開きいっぱいにおじいさんが丘を越え、涼しい谷間を通って、とても遠いところにある“ネコでいっぱいになっている丘”へたどり着くページが、よく伝わってきます。
     ねこたちがたくさんいる様子も、おじいさんの目に止まったねこちゃんの表情も可愛らしい。
     たくさん連れ帰ってきてしまったこの状況をどう収拾するのかと思ったら、…。

     子どもは、“たくさん”が大好きですね。
     5歳当時の息子は万・億という単位を知りませんでしたが、絵を見てその数の夥しさに興奮していました。

    投稿日:2010/01/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • たべっこ・・・。

    市の図書館が発行している、3才からの幼児向けのおすすめ絵本リストに載っていたので、読んでみました。
    正直言って、結末の残酷さにドン引きしました。
    息子は目がテン・・・。
    泣き出さなくて良かったと思います。

    グリム童話など、原文はかなり残酷ですし、子どもの教育上、そのままの形で読んでやるべきだという意見もあります。
    ただ、やはりそれは子どもの年齢や感受性をよくわきまえた上で、注意して与えてやるべきでしょう。
    うちの息子の場合、ちょっと早すぎたなあ、と反省しました。

    戦争の醜さ怖ろしさ、虚栄心を持つことのおろかさなどを教えるには、非常に良くできたテキストだと思います。
    小学校中学年以上のお子さんにおすすめします。

    投稿日:2009/12/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 昔話のおもしろさ

     ワンダ・ガアグの作品は、昔話のよさをそのままに(昔話特有の残酷さやナンセンスな部分も含め)、耳で聞いて楽しめるお話だなあ、と思います。白黒の挿絵も、もちろんすばらしいのですが、子どもが物語の世界をより自由に想像できるように、絵の構図や文字の配列までこだわり抜いた作品だと感じました。

    “Hundreds of cats Thousands of cats Millions and billions and trillions of cats.”
     原文のリズム感も耳に心地よく、まだ100くらいまでしか数えられない小さな子でも、「100まんびきのねこ」の多さが実感として伝わってくるようで、娘もこの部分を息を切らすようにして読むのを楽しんでいます。

    最後は、昔話の「めでたし、めでたし」で終わり、おじいさんも、おばあさんも、ねこも、みんなにこにこ。そして、「ねこ」を「こども」にかえて、“and not one was as pretty as this one.”と、最後の一文を娘のために言ってあげると、またまた笑顔の輪が広がります!

    (編集部注:洋書版「Millions of Cats」に寄せられたレビューです。)

    投稿日:2009/06/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 日本で初めての横書き文字の絵本

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    この本を最初に知ったのは1年くらい前のことです。
    読み語りのボランティアに一緒に入った方が、この絵本の紙芝居バージョンの方を読んでくださいました。
    その方のお話の仕方がまた上手で、すっかり聞きいってしまったのを覚えています。
    そういうわけで、一回気持ちよく聞いてしまった話だったので、あえて自分で手にするのはお蔵入りになっていました。

    ところが、最近読んだ「絵本の力」という本にこの絵本の紹介が出ていて、たぶん日本で初めて「横書き」文字で書かれた翻訳絵本だった。と知り、ものすごく読みたくなって借りてきました。
    初めての横書き文字。編集者の方はきっといろいろ壁があって、大変だったと思います。そして、その努力は絵本を読むことでとても伝わってきました。

    最初に色つきの紙芝居を見ていたので、だいぶ印象が違いましたが、この版画のようなイラストもすごくいいです。
    個人的に好きなページは、最後に残った貧弱な子猫が日々きれいに可愛く成長していく姿を追った最後から1ページ前のページ。

    私が聞いた時、幼稚園児向けのお話だったので、読んであげるなら、幼稚園児くらいから、上は高学年まで楽しく聞けると思います。

    投稿日:2009/06/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵もすごいけど、話もすごい・・・

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    絵本を紹介している本でたびたび目にするので、読んでみました。

    「100まんびきのねこ」という題ですが、本を読むと
      ひゃっぴきのねこ、
      せんびきのねこ、
      ひゃくまんびき、一おく、一ちょうひきのねこ。
    となっていて、100まんびきどころではありません。

    そして、そのねこを描いた絵がすごい。
    どこもかしこも、ねこ・ねこ・ねこ・・・。
    子どもと一緒に「うわ〜すごいね!」と言い合いました。

    そして、当たり前だけど一ちょうひきのねこなんて全部飼える訳がなく、一番きれいなねこを飼うことにしたんですが・・・。
    どうやってその1匹を決めたか、そこの話もすごかったです。
    昔話によくある残酷さも混ざっていました。

    投稿日:2009/06/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • この本ほしい

    息子はどんどん増えていくねこの数を数えていました。

    それにしてもおじいさんの拾ったねこの数が半端ではなく、やりすぎの感がありますが、このやり過ぎさ加減が笑いを誘います。

    息子もとても気に入ったようで「この本ほしい。買って」と言っていました。

    この本によく似ているお話を今までに読んだことがあるので、いろいろと影響を与えているかもしれませんね。印象に残るお話だと思いました。

    投稿日:2009/03/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 後半部分に、どきっとしました

    図書館のお勧めロングセラー絵本の棚に置いてあり、手にとって見た本です。

    おじいさんが、猫を飼おうと思い立ち、探しに出かけます。
    山を越え谷を越え、たどり着いたところには、、、猫・猫・猫・・・猫の大群が!!
    どちらを向いてもかわいらしい猫に目移りしたおじいさん。
    さて、どうする?

    ほのぼのしたお話かと思いきや・・・
    後半のある意味残酷な部分に、どきっとしました。
    昔から伝わるお話って、グリム童話なんかもそうですが、こういう残酷なところがありますよね。

    4歳の息子は、悲しいお話、苦しいお話が嫌いです。
    この絵本も、案の定、「これ、もう読まない・・・」と悲しそうな顔になっていました。

    だてにロングセラーではないですし、いろんなことが読み取れるお話だとは思うのですが、やはり子どもにとっては、理解できる時期が来てから読んだほうがいいのかもしれないな、と思わせられました。

    投稿日:2008/11/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵本の世界☆

    現実にはあり得ないことが起こる・・・。
    お話の世界ではそれが許される、想像力の掻き立てられる絵本です。

    100まんびきのねこをひろってしまうおじいさん、最後に残ったたった1ぴきのねこ。

    幼いころの私は、100まんびきのねこの大行列を、想像すると愉快でスケールが大きくて大好きでした。

    そして、いなくなった猫たちを想うと悲しく、たった一匹残ったねこに素直に幸せになってねと願う気持ち・・・。

    娘は今、どんな気持ちでお話の世界を楽しんでいるのでしょう。

    世代を超えて読みつかれている絵本です。
    力があります。

    投稿日:2008/11/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • いちばんきれいなねこは?

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    むかしむかし、あるところに、とても年とったおじいさんと、年とったおばあさんが住んでいました。きれいな家に、花に囲まれて住んでいたのですが、ふたりは幸せではありませんでした。ふたりはとてもさびしかったのです。
    そこで、おじいさんは、ねこを一匹とってくるといって、でかけていきました。

    けっきょく、おじいさんがとった行動には、本当に驚かされてしまいました。ちょっと想像しただけで、思わず身震いです。そして、最終的には、これまた意外な結末が待っていました。何が必要か、何が大切なのかを教えてくれたような気がしました。
    黒一色で描かれた世界ですが、情景が的確に伝わってきます。また、表紙だけ、赤い色で塗られたのも、なかなか斬新で、惹きつけられました。

    投稿日:2008/06/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 謙虚は大事

    としをとったおじいさんとおばあさん。
    さびしいおばあさんは、「ねこが一匹いたらねえ」と・・・
    おじいさんはおばあさんの為にねこを探しにいきます・・
    一匹二匹と増えて・・・とうとう100万のねこを
    連れて帰ることに!!
    一匹だけ選ばれたねことは???
    とても大事な事を教えてくれる本です。
    最近なくなられた、いしいももこさんの約は、とても
    読みやすい文です。

    投稿日:2008/06/26

    参考になりました
    感謝
    0

75件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / 100万回生きたねこ / にじいろのさかな / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / かいじゅうたちのいるところ / くっついた

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット