新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

100まんびきのねこ」 みんなの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1961年01月
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.12
評価ランキング 26,685
みんなの声 総数 75
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

75件見つかりました

  • ねこ、ねこ、ねこ、ねこだらけ!

    老夫婦はネコを飼いたくなり、おじいさんが旅に出る。丘のふもとでたくさんのネコに出会うが、1匹を選ぶことができず、とうとう、何十匹、何百匹、何千匹と、全部連れて帰ってきちゃう。
    でも全部のネコを飼うことはできない。
    そこで老夫婦がとった行動とは?ネコはとった行動とは??

    おじいさんが丘でネコに出会ったとき。
    いたるところがネコ、ネコ、ネコ!!
    そのあともネコ、ネコ、ネコ!!
    びっくりするほどネコだらけに笑っちゃう。

    さてこの絵本の原作は1928年に発表されています。
    図書館でもお薦めになっていました。
    でも最初、手にとったときは、白黒のこんな地味なさし絵で、またお話も少し暗い!と感じたのですが、何度も読んでいるとやっぱり良い絵本だなと思いました。

    ネコについ目がいってしまいますが、よくみてみるとおじいさんの表情などがとっても活き活き書かれていたりします。
    絵本の古典といわれている作品だそうですが、やっぱり良かった。そんな作品です

    投稿日:2006/02/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵を見ながら耳で聞く絵本

    色々な読み方があるようですが、100まんびきもいた猫の中から、みすぼらしく謙虚な子猫が、老夫婦に選ばれ幸せになるところが、あったかくて良い、と私は感じました。
    子猫がきれいなねこになっていくところでは、愛される事が「美しさ」(見目形だけではなく)を作る…とも思いました。
    「100まんびきのねこ」は、絵を見ながら、耳で聞く絵本…というようなことを、出版した福音館の松井直さんが語っていました。あの絵に合わせるために、翻訳した日本語も横書きにして、その当時は珍しかった横長の絵本にしたそうです。読み聞かせに向くのも当然、なのかな。

    投稿日:2005/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 私にとって特別な1冊です。

    3歳になる子供を皮膚科に連れて行った時、そこの待合室に置いてありました。
    手に取った瞬間、身震いがして、心臓がバクバク高鳴りました。
    何故かと言えば、この絵本、私が子供の頃読んだことがあったからです。
    いつ頃、どこで読んだのか、さっぱり覚えてないし、家にあった覚えもない。
    でも、間違いなく、読んだことがある!これ!読んだことがある!!
    表紙を見た瞬間、震えました。
    きっと、皮膚科で再会しなければ、一生私の記憶から呼び戻されることはなかった。
    まったく忘れていた本なのです。
    記憶ってすごい!覚えてるよ、この本!!って、記憶という物の神秘を感じました。
    そして、子供よりも私の方が高揚した気持ちでページをめくりました。
    3歳の子には早かったようで、途中からそっぽを向いてしまいましたが、
    私は、読み進むにつれ、どんどん引き込まれました。
    ああ、こんな話だった、そうそうこんなだったって。

    自分自身が子供の時、この本を読んでどう感じたか、なんてことは、すっかり忘れてしまいました。
    内容はかなりシュール。
    子供にこんな話、していいの?教育上よくないのでは?って感じです。
    正直、親となって、この内容を読むと、子供に読むのには、ちょっと抵抗があるくらいです。
    でも、白黒だけの版画のような絵は、すばらしく美しいです。

    この本は、絵本ってすばらしいなぁと、改めて私に思わせてくれた、私にとって記念すべき本となりました。
    時を越えて、再び私の元に戻ってきてくれて、ありがとう。

    投稿日:2004/05/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • おじいさんのエゴ!

    • ぽぽろんさん
    • 20代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子4歳、男の子2歳

    白黒だけの絵に、字が多くて子供たちにはどうかなあと思っていましたが、ネコがあまりにも大量に出てくるのが面白いらしいです。池の水がなくなったり、野原中の草を食べつくしたり、本当に沢山だーと感じます。

    私的にはうぅーん・・・。まず文章がクドイ。「とてもとしとったおじいさん・・・」「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ・・・」と、長いフレーズが何度も繰り返されるので、とても疲れてしまいました。
    内容も、寂しいからネコを探しに行くのはわかりますが、キレイなネコばかり集めるおじいさん、かなり無責任に捕って来るだけ捕って来た感じがします。更に、こんなにたくさんは飼えないとわかると、ネコたちに一番きれいなネコを決めさせるなんて・・・。それでネコたちがケンカを始めたら家の中に逃げちゃって、「そんなけんかはだいきらいでした」ですもの。なんだ、このおじいさんは!
    ケンカがおさまったと思ったら、ネコたちは共食い???そ、そんなばかな・・・。
    最後にきれいじゃないネコが一匹だけいて、それを大事に育てて、このネコが一番きれいなネコだって。愛情もあってよかった。これで、きれいじゃないネコだからって捨ててしまおうとかなってたら、星一つどころではおさまりませんでした。

    投稿日:2004/02/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 話しの展開が、、、

    「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ、ひゃくまんびき、一おく一ちょうひきのねこ」と繰り返すところは子供にとっても数の意識が出て、かつリズムがあってよいと思います。
    ただ、おじいさんの欲張り過ぎの結果、、、ねこたちが一匹を除いて全員食べあうとは、、、、恐ろしい話です。
    娘は絵がモノクロにせいか!?それほど興味を持ちませんでした。

    投稿日:2003/10/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • どうなんでしょうか・・・

    年取ったおばあさんとおじいさんが寂しいので猫を飼おうという事になりおじいさんが猫を探しに行きます。
    そして猫がいっぱいの丘についたおじいさんは猫を拾うのですが、どの猫にしようか決められずに全部の猫を連れて帰ることにします。

    あまりに数が多いので飼う猫を猫達に決めさせるのですが、そこが何となく無責任というか、身勝手な気がしてしまいました。
    全体のお話の流れはおもしろいと思うのですが、そこだけがどうも引っかかってしまい評価がさがってしまいました。

    投稿日:2003/10/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • うーーーん

    残酷な話では?と感じました。
    猫がかわいいからといって、何匹も何匹も・・・そこで、一番かわいい猫を求めて、猫たちが食べあいするなんて・・・
    語り継がれている絵本ですが、残酷な気がします。

    投稿日:2003/09/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 結末がちょっとショッキング・・・。

    • よねさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    二人暮しのおじいさんとおばあさん、寂しいので猫を一匹飼うことになりました。そこでおじいさんは飼う猫を探しに出かけるのですが、出会う猫、出会う猫全てがかわいらしく、全て拾って帰ってきます。その数増えに増えまくってとうとう一兆匹に!なにせ帰る道々、猫達が湖の水を飲み干してしまったり、原っぱの草を全て食べ尽くすぐらいなのですから!結局全てが飼えないと言うことで猫達に飼う一匹を決めさせるのですが・・・(ここがちょっと子供に読ませるには親としてはあまり・・・なにせ共食いですからね)。最後に残ったのは無欲で弱弱しい子猫一匹で、この猫をおじいさんたちは飼うことにするのでした。絵は白黒なのですが、それが空間いっぱい、無限に広がっていくような絵で不思議な感覚に陥る本です。絵もとてもきれいです。ただ内容的に、欲や争いの醜さを説くものであるにせよちょっと共食いとは・・・子供には厳しいのでは?と思ったのでした。しかし、子供のほうはあまり気にとめていないようで、画面いっぱいの猫に「すごい!いっぱいの猫だ!」とそちらのほうに気がいっているようでした。

    投稿日:2003/09/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • かなりお気に入り

    • 見習いさん
    • 30代
    • その他の方
    • 愛知県

    最初に自分で読んだ時には、あまり深く感動しませんでした。
    読み聞かせに使うには気分がのらないと思っていたのですが、友人に読んでもらったら、絵の広大さに圧倒されました。

    ホントに目からうろこが落ちるとはこの事。
    全身の毛が立ち、身震いするほどでした。
    自分のいた部屋の空間全てが山になり谷になり、猫の数も「何と凄い数の猫でしょう!」と思えるのです。

    近くで読んであげるより、少し離れて読み聞かせてあげる事をお勧め致します。

    投稿日:2003/05/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 展開が意外でした

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    1ぴきの猫探しにいったのに、100万どころか1兆もの猫が出てきて、一体どうなってしまうのかと、途中でどきどきしてしまいます。子供もすごく驚いていました。そんなに飼えるわけもないに連れて帰ってしまうおじいさんには、あきれてしまいます。しかも、たった1匹、選ぶと言い出したから大騒ぎ。ちょっと怖くなってしまいました。その恐ろしい場面があるだけに、結末の平和さにほっとさせられます。

    投稿日:2003/02/11

    参考になりました
    感謝
    0

75件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / 100万回生きたねこ / にじいろのさかな / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / かいじゅうたちのいるところ / くっついた

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

全ページためしよみ
年齢別絵本セット