「しろくまじどうしゃ いってきまーすのまき」 みんなの声

　クルマ好きの息子のために選んだのですが・・この絵本、ちょっと変わった展開です。冒頭は、しろくまの手足がタイヤで、ふつうのクルマと同じように坂道を走ったり、トンネルを抜けたり、はたまた、ジャンプしたり。ここまでは、ある程度予測できた展開なのですが・・なんと、さいごに、しろくまがタイヤをはずして、ふつうのしろくまにもどるんです！！「え！？ふつうのくまに戻るの！？」と私はびっくり。でも、息子はそこでなぜか大爆笑。彼のツボにはまったらしく何度も読まされました〜。

タイヤをつけたしろくまくんがかわいい絵本です。
ビューンとか、ジャンプとかページごとに言ってめくってることもあります。
しろくまくんが坂道を登るところでは、汗をかいてくるしそうな顔を見て、「泣いてる」と言ってます（笑）
文章もリズムがあって読みやすく良いです。
トンネルに入りライトをつけるところとかもいいですね！

「しろくまじどうしゃ行ってきまーす」ってオレンジ色のバック（背景）に氷上を滑るようにシロクマ自動車は走ります。「しろくまじどうしゃ早い早い」と赤いバックにシロクマ自動車は走ります。デコボコ道・坂道・ジャンプもしたり、トンネルにも入ります。そして、え？？タイヤはずしまーすって？！ココの意外性に何度も？！？！？！となるところが又魅力的。背景のカラフルさも白いシロクマ君とすっきりマッチしていて目も楽しめました。これからのシリーズ？ありそうで楽しみです。

しろくまのじどうしゃがいました。

最初は普通に道を走り、ペンギンの上を飛び、トンネルをくぐり、だんだん夢のようになっていきます。

そして、最後。階段の前に来ると、タイヤをはずしてのぼり始めました。みんなで遊んだ跡のお片づけ。

しろくま君がタイヤをつけて、車になって遊んでいたのです。最後にお片づけをするという終わり方が、とっても教育にいいと思いました。子供に「こうするのよ」と言って聞かせられます。