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あっぱれ!われらのてんぐさま

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小さな家のローラ」 みんなの声

小さな家のローラ 作:ローラ・インガルス・ワイルダー
絵・監訳:安野 光雅
出版社:朝日出版社
税込価格:\2,750
発行日:2017年03月15日
ISBN:9784255012162
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,449
みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • 大自然の中での生活

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子14歳

    昔、テレビでやっていた時、それほど熱心に見た覚えがありませんが、タイトルバックの映像やパパ役の役者さんの顔が、テーマ曲とともによみがえってきました。
    私自身は手作りしたり、庭仕事したりが嫌いでもないというレベルです。
    感情移入して読んでしまうと、大自然の中でのローラたちの暮らしの、不便さや厳しさに抵抗を感じてしまいます。
    それでも安野さんの絵がお話しにぴったりで、お家の間取りがわかる絵を見ているだけで、暖炉の暖かさやお料理のにおいまで思い浮かびました。

    投稿日:2017/06/27

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  • 贅沢な時間を 過ごしました♪

     以前、テレビや本で親しんで大好きだったインガルス一家と、今度はどんな風に出会うのだろう?と期待と不安を抱いてこの本を手に取りましたが、心配は杞憂でした。

     読んでいる間、とても贅沢な時間を過ごしている気分でした。お話の世界に入りこんでページをめくるごとに、安野さんの素敵な絵が現れるのです。どのページにも!!お話の進行に合わせて描かれた小さな絵の数々の可愛いこと、わかりやすいこと、すばらしいこと。人々の動きがユーモラスに描かれていて感情が伝わってきました。本当に楽しませていただきました。

     安野さんの絵はもともと好きでしたが、文字や数字、絵そのものを楽しむ絵本で親しむことが多かったのです。今回、ストーリーに沿った絵もすごく良いなぁと思いました。安野さんもこの世界に入りこんで楽しんで絵を描かれているのを感じました。私にとっては安野ワールドの魅力を、より親しみをもって感じられる本でした。

     慎ましくも豊かな暮らし、自然の中の厳しさと豊かさ、家族間のあふれる愛情。そんなローラたちの生活を一緒に味わって、改めて学ぶところもあり、とても良かったです。

    投稿日:2017/06/26

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  • ぐいぐいひきこまれます

    アメリカの西部開拓時代に生きた家族のお話。
    こうして 日本で家電製品に囲まれ、近くにあるお店で買い物をすれば大抵のものがそろうような生活をしている私からすると、全く別世界のお話という感じでした。自然の中で、色々なものを調達する暮らしぶりにぐいぐいひきこまれていきました。
    生きた豚やクマを捕らえてさばいて食べるとか、豚の膀胱に空気を入れてボールにして遊ぶとか。食生活も子どもの遊びもびっくりすることばかり。
    蜂にたくさん刺されてしまったら 急いで病院!と思ったら家族で速やかに手当て。その方法も今みたいに内服薬や塗り薬を使うわけじゃないんですね。
    現代の生活と比べると不便で大変そうだけれど
    自然と共存し、生き生きと楽しい日々をローラがおくっていたことが伝わってくる本です。

    投稿日:2017/06/24

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  • 森の暮らしは、知恵と勇気 受賞レビュー

     大きな森は、ほんとうに知恵と勇気がなければ暮らしていけません。家の前にオオカミやクマが来ます。衣食住もほとんど手作り。
     今の私たちより、不便な暮らしですが、とても充実しているな、と思いました。

     クリスマスやダンスパーティは、大人も子どもも、みんないっしょで楽しそう。おしゃれをして、はじめてお店に行ったローラの気持も、ほほえましいです。

     全ページにカラーの挿絵があります。人間はいきいきと、動物はユーモラスに、道具などはリアルに、安野さんらしい絵にワクワクしながら読みました。ボリュームがありますが、安野さんがこだわったという、こなれた文章に、ひきこまれます。

     いちばん印象に残ったのは、おかあさん。やさしくて強くて、器用、、、こんなおかあさんが理想ですね。

    投稿日:2017/06/25

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  • 私のハートを射抜きました 受賞レビュー

    昔から「自給自足」とか「冬ごもり」とかといったキーワードにめっぽう弱い私。森の中で家族の暮らす様子を描いたこの作品は、当然ながらそんな私のハートを射抜きました。

    一度目はワクワクしながら夢中でむさぼり読み、二度目は豪華すぎる挿絵をじっくり眺めながら楽しみ、その後も自分が森で暮らす様子を想像しながら何度も読み返しました。

    最初は家族だけでシンプルな生活をしている一家の様子に単純にうっとりしていました。が、読み進めていくと、やはり親戚や周囲の人との協力なしには生活が成り立たない様子や、お父さんが脱穀に機械を取り入れ「わたしは進歩を選ぶ」と言うシーン等、憧れだけでなく考えさせられる要素も入っています。
    厳しい自然を生き抜くため、家族の役割と責任がはっきりしているところも現代を生きる身には新鮮に感じました。

    とはいえ、単純に保存食を作るシーンなどはとっても胸がおどるもの。
    子供たちと布団の中で眠る前にゆっくりと楽しみたい一冊です。

    投稿日:2017/06/25

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  • 人生を豊かにする1冊。 受賞レビュー

    子どものころ、「大草原の小さな家」をテレビで見たし、
    図書館にあった児童書も読み、夢中になりました。
    アメリカの西部開拓時代。
    物語の中心であるローラとその家族が、
    厳しい環境の中で、力強く生きていました。
    力強くたくましいお父さんを中心に、家族仲良く、助け合って生きていたことや、季節に準じたアメリカの田舎ならではの暮らし方も魅力的でした。
    私はローラやその家族から、大切なことをたくさん教わりました。
    今回安野さんの挿絵で、何十年かぶりにローラに再会し、とても懐かしい気持ちになりました。
    この、安野さんの翻訳と挿絵のこの本は、
    お話がとても読みやすく、すんなり読み進められたことに驚きました。
    児童書でも、翻訳ものは、日常遣いしない表現があるなどして、
    読みにくいことが多いのですが、とても読みやすいのです。
    そして言う間でもなく、安野光雅さんの挿絵は本当に素敵でした。
    安野さんらしい優しい色使いで、のどかな田舎の空気感が伝わります。
    狼が家の外にいるなんて、どれほど恐ろしいことかと思うのですが、
    絵の狼はほのぼのしていて、ちょっと楽しい。
    こんな「大草原の小さな家」もいいなあと思いました。
    他の章もぜひ出版していただきたいです。
    全巻揃えてもう一度読み直したいなあ。

    投稿日:2017/06/20

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  • 暖かな思いが蘇ります

    • ランコタママさん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 岩手県
    • 男の子10歳、女の子9歳、男の子8歳、女の子6歳

    「大草原の小さな家」
    娘たちが小学生の頃、家族でそれは楽しみにテレビを見ていました。
    たくましい、冒険心あふれるお父さん。優しく美しく、妻として、母としてのバイタリテイーに満ちたお母さん。
    厳しい生活を学びと遊びの場として成長する子供達。
    わくわくと楽しく、ハラハラと心配し、私たち家族も一つになって一喜一憂できたのはこの番組だけです。
    もちろん、本も全巻揃えました。
    それを安野光雅さんの絵で読むことができる。
    それだけで心が躍ります。
    まだ読んでいないのに、思わず、レビューを書いてしまいました。
    手にするのが楽しみです。

    投稿日:2017/06/07

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  • 素敵な1冊!

    とっても懐かしい思いが蘇ってくるのと、この絵がとても素敵だなって思いました。このお話の景色をしっかりと描いてくれているので読みながら絵を見ているとまるで映像を見ているような感じで頭の中にスーッと入ってくるのですごいなって思いました。
    スラスラと読めるし、読み始めると止まらなくなるドキドキ感、ワクワク感もあるし、本当に生きることの素晴らしさについても考えさせられる1冊だと思いました。

    投稿日:2017/06/11

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  • 絵葉書のように

    優しい色使いの絵に魅了されました。すぐに文章も頭に入ってきて情景が目に浮かぶようです。大きな森のなかに小さな家で育つローラ、そして家族。自然や生き物たちを感じることができますし、絵がお話をいい具合にサポートしていて、文と絵があるからこそ醸し出される雰囲気があるんだなとおもいました。大人だって読みたい、っていうときに、手にしてしまう本ですね。どれも絵ハガキにしたらうれしいような挿絵が素敵です。

    投稿日:2017/06/07

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  • もともとは英語で出版しようと思った本

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    もともとは英語で13冊出版しようと思った本らしいですが、日本ではやっぱり日本語の本のほうが需要が高かったらしく、13のお話をひとつにまとめた本です。
    そのせいか絵が多いんですねー。
    ローラの家族たちの生活がよく描かれていて、150年ほど昔のアメリカのことが見えてきますね。
    文章だけでなく、絵で説明されているのがいいと思いました。

    投稿日:2017/06/14

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