「紙芝居 おしょうがつのおきゃくさん」 みんなの声

貧しい老夫婦の昔話が、5場面目までは墨と淡い色で語られます。
少し暗く寒々しいです。
大晦日に七福神が来てくれると、急に色鮮やかに華やかになります。
おじいさん、おばあさん、七福神が、画面いっぱいにぎゅうっと描かれているのが、福々しくて素敵です。
最後は、もっと幸せそうな場面でした。
12月に6年生の教室で読み、たくさん拍手をもらったので、読んだ私も幸せな気分をいただきました。

新年を迎えるときに、とてもめでたいお話です。
貧乏な老夫婦が、旅人を親切にもてなしたお返しは、米や魚や衣服ばかりではなく、若さと子宝でした。
これ以上ないくらいに幸せな気分で年を越せます。
でも、肝心なのは二人が親切心と無欲だったからでしょうね。
七福神が旅人になって現れるシチュエーションは、初めて読んだような気がします。
年末に演じたい紙芝居です。

「復刻紙芝居」とのこと
12月のおはなし会に間に合わなかった（笑
皆さん、借りますよね

藤田勝治氏の絵が
画面いっぱいに雰囲気を作り出しています

大晦日
貧しいけど、仲良しのおじいさんとおばあさん
優しく旅人をもてなし

と、「かさじぞう」のお話とも似ています
七福神を詳しく知らなくても
「うちでのこづち」はなんとなく
こどもも聞いて知っているかと思われます

「モノ」だけでなく
おじいさんとおばあさんのほしいものは・・・
最後がびっくりするかもしれませんね

12場面が、普通の昔話と
違う感じがいいかもしれません
大晦日〜元旦
そして、春！？の場面展開になってますよ