「あめが ふるふる」 みんなの声

もうすぐもうすぐ梅雨がやって来るなぁと思い、雨の本が読みたくなりました。
雨の日にふたりだけで留守番をする兄のネノと妹のキフ。二人で窓の外を眺めていると、ふきの葉の傘をさしたカエルや、たくさんのオタマジャクシ、くるくる回るカタツムリなどが次々と現れます。
魚に誘われて飛び込んだ兄妹は、困っている小さな動物たちを、笹舟をたくさん作って助けます。
田島征三さんのイラストは、生き生きとしてエネルギッシュ。自然の生命力を感じ、とても満たされました。

田島征三さんの力強い絵とタイトルに惹かれて図書館から借りてきました。雨の日にネノくんとキフちゃん兄妹がお留守番をしている時に、おかあさんがいなくて不安もいっぱいだろうけれども雨のときの楽しい様子が描かれていて読んでいてワクワクしました。笹舟を３７８５個も作って夢中になれたことと、兄妹二人でお留守番だったからやっぱりよかったかなって思いました。私には、おかあさんがお土産に買ってきたケーキが一番羨ましかったです（笑）

雨をテーマにした詩のような絵本だと思いました。
ストーリーはあるようなないような。
途中から展開が？？？という感じでした。

オチは意外とありがちで、実は絵本の世界を旅していました、という感じ。
イラストもあまり好みではないし、たぶんもう読まないかも・・・。

ネノくんとキフちゃんというのは日本人なの？ただ名前が珍しいだけなの？結局この子達が雨の中で見たものは夢なの？現実なの？結局最後まで何もわからないまま、窓一杯の蛙と蝸牛と鯰に鳥肌を立てながらページを閉じました。

梅雨　　大雨で大変な被害に苦しんでいる人のニュースを見て　本当に大変だなあ　
大雨での　あの濁流は恐ろしいです
余談になりました

田島征三さんの絵本で２０１７年５月に発行されていました
あめがふるふる
雨の日お母さんがお出かけで　兄妹のネノくんとキフちゃんはお母さんと約束しました「おそとへでないで　おへやであそぶのよ」
お兄ちゃんのネノくんの方がなんだか不安そうな感じがします
あめが　ふるふるふるふる・・・・・・　　窓の外に現れたのはだれ？
カエルや　おたまじゃくし　かたつむり
田島さんの描き方がダイナミックで　たのしい！
雨を喜んでいる　木や　畑の野菜たち　みんなが嬉しそうに踊っています
ここからのお話の展開は　子ども達の世界です
大きな魚の中に入っていろんな動物や虫たちも　　　雨の苦手なカブトムシやバッタを助けるためにネノくんとキフちゃんは　笹舟を作るのです全部で３７８５コ　　　笹舟に乗ってるみんな
おや　お母さんが乗ってるよ　　　わかるかな　
「ただいまー」
おかあさんが大きな声で言ってる
おるすばんごくろうさま　　おみやげは？　　　
子ども達って　いいなあ　こんなに　たくさんの生き物たちと友達になれて　　
夢が膨らむ絵本でした

田島征三さんが描く、雨の日の幻想です。
雨の日、ネノくんとキフちゃん兄妹はお留守番。
窓からお母さんを見送っていると、窓の外に不思議な光景が！
もちろん、二人はいつの間にか、その世界で遊ぶのですね。
田島さんらしい、怖いような、豪快な筆致の絵が愉快です。
文章も独特ですから、耳でも楽しんでほしいです。
親子の交流もほのぼの。
絵本ならではの世界、楽しんでほしいです。
幼稚園児くらいからでしょうか。

ネノくんとキフちゃんは、雨がすごく降っている日、おるすばんをします。
お母さんは、お外にはゆかないでと言って、バスにのって出かけてゆきました。
外は大雨です。ガラス窓に張り付くようにして外を見ている二人、
ガラス窓の向こうの世界は水族館みたいだなと思いました。
薄ぐらい世界と激しい雨音の中で、二人はおおきなカエルやおたまじゃくしやカタツムリの世界へ。雨でおぼれしそうになる虫や鳥や動物たちののための３７８５の笹のふね、、、。
やがて、お土産のケーキを抱えたお母さんがかえってきて
あたたかな現実が戻ってきます。
勢いのあるダイナミックな絵が雨の幻想の中に連れて行ってくれるようです。

雨の日のお留守番で、ネノ君とキフちゃんが窓辺から見える雨に様々なものを空想していきます。
発想と展開がとても面白いと思います。
田島征三さんの独創的な表現で、兄妹の楽しさ寂しさつまらなさが感じられて、不思議な感覚になりました。

このお話は、雨が降った日にお留守番しなくちゃいけない2人の兄妹がオタマジャクシやナマズなど、雨や水が大好きな生き物と笹舟を作ってそれにのって楽しく遊ぶお話でした。うちの子も生き物が大好きなので、ナマズと一緒に遊んでいるのとかを見たら、『ほんとやったらいいな〜！」と言いながら羨ましそうに見ていました。