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王さまと九人のきょうだい」 みんなの声

王さまと九人のきょうだい 訳:君島 久子
絵:赤羽 末吉
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年11月25日
ISBN:9784001105575
評価スコア 4.78
評価ランキング 509
みんなの声 総数 79
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79件見つかりました

  • いいお話でした。

    おじいさんとおばあさんには子供がいませんでした。おばあさんは子供が欲しいと願いつづけて、ある日池のほとりで老人に出会い9人の子供を授かります。それぞれ子供達は特技があり、顔かたちもそっくりなので、悪い王様の計略にも(状況に応じた)子供が活躍し最後は平和な暮らしを取り戻すお話です。息子は子供それぞれの活躍に興味津々で、自分ならどの子供になりたいだとかいろいろ思い巡らせていたようです。何度も繰り返し読んだ本のひとつです。

    投稿日:2006/10/23

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  • 奥は深いけど、ただお話を楽しんでもいい。

    民話を娘にどう読み聞かせていくか、私にはまだよくわかっていません。
    特に外国ものの場合、その民族の背負っている長い歴史を考えてしまい、しり込みしてしまいます。「シナの5にんのきょうだい」も、まだ手に取っていません。
    そんな中、娘が自分で図書館にリクエストを出して借りてきたのがこの本でした。

    王様が考え出すさまざまな暴力は、おそらく過去には実際に行われてきたことでしょうし、そうして抑圧されてきた少数民族の、解放への願いが、このようなスーパーヒーロー的兄弟を生み出してきたのでしょう。

    …とはいえ、お話そのものはスリリングで、同じパターンの繰り返しの中で、娘は自分からストーリー展開に関わっていきました。

    そろそろ、買ったまましまってある、モンゴル民話「スーホの白い馬」を出してこようかなと思いました。

    投稿日:2006/09/23

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  • 不思議な力をもつ兄弟

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    九人のいろいろな不思議な力をもったイ族の兄弟たちが
    わるい王さまをやっつける、痛快な中国の民話です。
    似たようなお話はいくつかあるのですが、息子はこの作品が一番お気に入りです。
    9人につけられた名前がユニーク。
    それぞれの持つ不思議な能力を表しています。
    初めは「変な名前〜」と言っていた息子はストーリーが進むにつれ、
    「わかった、今度は『あつがりや』だ!」と身を乗り出して大興奮。
    王さまの無理難題に平気な顔で立ち向かう兄弟に、
    ありえないとわかっていても「すごい!」と大絶賛です。
    勧善懲悪のお話はスカッとしますね。
      この日から、イ族の人々は、王さまから、ひどい仕打ちを
      受けることなく、楽しく、平和に、暮らした
    と最後にあります。
    単なる不思議な能力の兄弟の話でなく、まとまっているところがとてもいいです。

    投稿日:2006/09/14

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  • なかなかない男の子向け絵本

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    『シナの五人きょうだい』『空とぶ船と世界一のばか』と同じ路線です。でも、幼稚園も年長ぐらいになると、『シナ』より、こっちのほうが長くていいようです。我が家の長男は、この本が大好き。「きってくれ」になりたいんだそうです。やはり悪者をやっつける強い男にあこがれているんでしょうね。ヒーロー大好きの男の子が喜ぶ絵本は少ないので、貴重な存在だと思います。9人の違いを探して遊ぶという楽しみもあります。前述の2冊より絵もストーリーもシリアスなのが、また男の子の心をくすぐります。

    投稿日:2006/07/27

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  • おもしろい中国の民話

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    6年生の教室へ読み聞かせしてきました。
    9人の兄弟がそれぞれの特徴を生かして悪い王様を追放するまでのお話です。
    最初は皆、し〜んと聞いていたのですが、だんだんと話が進むに連れ笑い声が増えてきて
    そのうち「うっ!むごい」とか「ありえない!」
    なんて反応があり、読んでいるこちらも楽しく読ませてもらいました。

    投稿日:2006/06/06

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  • 個性たっぷり

    王さまが暴君だということを最初に言っておいてもよかったのでは、と思った。内容は、九人それぞれの個性が出ていて面白かった。「あと誰が残っていたっけ」と子どもに聞くと話題が広がるかも。絵は見やすく、鮮やか。大きい絵や小さい絵が混ざっていて、見ていて楽しめる作品。

    投稿日:2006/05/08

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  • ユニークな名前

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    何とも愉快な展開です。
    子宝に恵まれない老夫婦が不思議な老人からもらった丸薬で
    何と一度に九人の赤ん坊が生まれたのです。
    老人の教えに従い、名づけられた名前は、
    ちからもち、くいしんぼう、はらいっぱい、ぶってくれ、ながすね、
    さむがりや、あつがりや、切ってくれ、みずくぐり。
    まるでディズニーの白雪姫の7人の小人みたいですね。
    そして兄弟力合わせて王様の無理難題を次々に解決!
    名前の通りに解決していく様が、次男には爽快に感じた様子。
    でもねえ、俺やったら「ながすね」になってサッカーしたいなあって、
    おいおい、それはレッドカードだよ!

    投稿日:2006/04/05

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  • 愉快、痛快、九人のヒーロー伝説

    さすが中国4000年の歴史、話のスケールが違います。「ちからもち」「はらいっぱい」「あつがりや」「みずくぐり」等の名前でお分かりになるように、兄弟それぞれの得意分野を生かし、悪い王様をやっつけるのです。読む前は「低学年では長くて飽きるかも」と心配しましたが、それどころか王様の出す難題に「あ、今度はOO?」と兄弟の出番の予想を立てながら楽しんでおり、最後まで身を乗り出して聞き入っていました。
    悪者の立場の王様ですが、赤羽さんが描くこの王様、とぼけた感じのおじさんで可愛らしかったりします。

    投稿日:2006/02/27

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  • 兄弟それぞれのスーパー得意技

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    中国の民話です。内容は昔話によくあるものですが、やっぱり面白いですね。
    「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」「ながすね」「あつがりや」「ぶってくれ」などなど、名前からして特徴がすぐにわかるのも子どもにとっては楽しいですよね。王さまの出す次の難問に立ち向かうのは誰なのか子ども自身が先を推測することが出来るので、自分の推測が当たったときの喜びが大きくて「ほらね、思ったとおり!」という楽しい気分になるようです。
    『シナの五人きょうだい』と同じような内容ですが、私は絵の強烈さで『シナ〜』の方がご贔屓かな。でももちろんこちらの赤羽末吉さんもいい味出してますよ。

    投稿日:2006/01/19

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  • 小学校の読み聞かせで感動をしました。

    • ヨモギ茶さん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子6歳、男の子5歳

    子供達が絵本が大好きで小さい頃から色々な絵本に出会って来ました。日本の話だけでなく、外国物の面白い本を探している時に、この「王さまと九人のきょうだい」に出会い王様の計略とその状況に応じた九人の兄弟の作戦を考え出す子供同士のやり取りの面白さを家族皆で楽しんでいます。主人も幼少期に読んだ事のあるこの本の懐かしい思い出などで家中の話題になっている本の一冊です。先日実践で2年生の読み聞かせに紹介した所クラス中に笑いに溢れて本当に良かったと思いました。

    投稿日:2005/11/14

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