6つの仕切りのあるお弁当箱に豪華なおかずを詰めるたこさんの表紙が、なんとも素敵!
思わず目を引かれます。
丘の上にあるたこのお弁当屋さんのお話なのですが、肝心のお客さんは、どんな人が来るのかと期待していたら、なんと空っぽのお弁当箱なんです!
空のお弁当箱たちが、朝におかずを詰めてもらいに押し寄せます。
それを8本の足を使って、せっせと詰めるたこさん。見事です!忙しいけど、幸せな時間だというたこさんがとっても輝いて見えました。
好きなことを一生懸命にやっている姿は、素敵ですね!
私もお弁当持って利用してみたくなりました。
海に戻ったたこさんが、曲げわっぱをベッドにして眠る姿が最後に描かれているのも、とっても、チャーミングでした。