「さむがりやのサンタ」 みんなの声

「スノーマン」が我が家ではうけたので、同じ作者ということで期待して購入し、クリスマス前に４歳の娘と一緒に読みました。
文句を言いながらも仕事をすすめる、サンタさんの姿は面白く、単純に楽しめます。
「さむがりやのサンタ」やエリック・カールの「ゆめのゆき」を読むことにより、娘の中ではサンタが存在し、プレゼント配りをしてくれる人が存在するという認識を持ったようです。
子供の夢を育んでくれた作品です。

１２月２４日朝〜１２月２５日までの、サンタさんの２日間の様子を
ところどころ「コマ割り」で楽しく描いています。
このサンタさん、、、お酒が大好きな、フツーのおじさんです！！
「ちょっと愚痴っぽいのでは？」と、ウチの夫の評価は今イチでした（笑）。
でも、４歳になったばかりの娘には大ヒット〜〜〜！
「（今年のクリスマスは）サンタさんにお酒を用意する」
と、今から張り切っています。

最後に、サンタさんがいきなり、読者に向かって
「おまえさんも、、、」と語りかけるところが、意外で面白いです！

娘が４歳の冬に読んだ、クリスマス絵本の中で、ナンバーワン！でした。
私も、正直、こんなに面白い絵本だとは思ってませんでした！
クリスマスに超オススメです。

レイモンド・ブリッグズさんといえば、スノーマンが有名ですが、
あまりにも絵の雰囲気が違うので、比較してみるのも面白いですヨ。

子供のころ、英語の本を母に読んでもらったのが最初です。
サンタさんにプレゼントをもらうだけでなく、家に来てくれたサンタさんのために、お菓子やお酒を用意してあるのが印象的でした。
お酒の好きなサンタさん。私のお父さんをイメージさせます。
絵もかわいらしいので、よくマネして使ってます。
マンガになっていて、英語や日本語の文字がまだ読めないお子さんでも絵で読めるよい本です。

クリスマスイブのツリーの前には・・・
・サンタさんへのお手紙
・クリスマスケーキ　２切れ←サンタさん＆トナカイさんへ
・グラスワイン　１杯←サンタさん飲酒運転になっちゃう？ でも、ワイン飲んでたねぇ。
・胃腸薬　１包←サンタさん、他のお家でもお夜食食べるでしょ？ おなか大丈夫かな？

大好きな「さむがりやのサンタ」を 毎シーズン読んでいるうちに 子ども達のリクエストで増えてきました。
サンタさんの人間味あふれる言動とリアルな日常は、子ども達の想像をかきたてるようです。読むたびに、新しい発見があり、大人も子どもも一緒に楽しめます。
子どもが大きくなり、サンタさんが来なくなった今でも、クリスマス前にはリビングに登場する１冊です。

自分用に借りてきたんですが、子ども達が見つけて食い入るように読んでいた絵本です。
実は絵本らしからぬコマ割りとせりふだけでお話が進みます。
しかもこのサンタさんは一風変わっていて、愚痴も多いんです。
就学前の息子達には難しいかな、と思っていただけに意外でした。
まんがのようでいて、そうではない秘密は、やはり作者の絵の力量でしょう。
丁寧に描かれた絵は本当にたくさんの情報を伝えてくれます。
サンタさんのひねくれ加減も絶妙です。
私としては、このサンタさんはお料理から後片付けまでなかなか家事上手と見ました。
せめてこれくらいは華麗な一人暮らしができるようになってね、息子達よ。
原書は「ＦＡＴＨＥＲ　ＣＨＲＩＳＴＭＡＳ」。
これを「さむがりやのサンタ」と訳出してあるのがお見事ですね。
なんとなく惹き付けられる題名ですもの。
今年のクリスマスが厳しい寒さになりませんように。

まずサンタがさむがりだというミスマッチがおもしろい！色鮮やかで繊細に描かれた絵がとてもステキです。それにごはんがとってもおいしそう。小学生の頃「一生懸命働くからおいしいごはんもあったかいお風呂もあるんだなぁ」と子供ながらに考えていました。「こんなお仕事なら弟子入りしたい」とも。何かをやり遂げた後の充実感。それが前面に出ていて今読んでも考えさせられる作品です。続編「サンタのなつやすみ」も合わせて読むのがおすすめです。

　限りなく人間くさいサンタさん。ぶつぶつぼやきながら寒い夜に仕事をする様子は、実に愉快！でも、そんなサンタさんはただ面白おかしいだけではないのです。近所にいるかもしれない気難しいおじいさんだからこそ、大人になってもサンタさんは実在するかもしれないと思え、サンタさんの存在を信じる子供の気持ちが理解できるのです。それにこのサンタさん何だかんだ言って仕事はきちんとするし、家事をしたり、ペットやトナカイたちには愛情深く世話したりと、とてもまめな人。また、細かく読んでいくとイギリスのクリスマスの習慣も学べます。大人も子供も、素直に楽しめるし、それぞれの目の高さで、クリスマスやサンタさんについて思いをめぐらす事が出来る内容の濃い絵本だと思います。

２歳の孫に与えた初めての漫画です。
真っ赤なお鼻のサンタさん
「サンタさんがプレゼント持ってくる」そう信じている子供は
「紅茶飲んでるかなあ〜」「サンタさんもうでかけたかな〜」と
クリスマスには思い出す本。字は少ないのに絵本の中に子供の世界は広がっていきます。何回も何回も読んでもらったり、一人で眺めたりの本。寒くなると本だなに出しておきます。
子供の頃を大人も思い出して見れる本。好きです。

サンタさんのクリスマスの１日を書いた作品。
ぶつぶつ言いながら
雨意にも雪にも霧にも負けずにプレゼントを配るサンタさん。
サンタさんって、すごくいい人のイメージが強いけど、
こういう人間味たっぷりのサンタさんも、私は好きだなぁ。

家にはなぜか、「サンタのたのしいなつやすみ」（レイモンド・ブリッグズ作・絵　こばやしただお訳　篠崎書林）があり、その感想はずいぶん前に書いたのですが、どうやら別の訳者・出版社から出てる「サンタのなつやすみ」と同じみたいですね。

サンタさんのクリスマスイブの１日をかいた、有名なこちらは今回はじめて読みました。

うんうん、サンタさんって、実はこんな人なのかもしれない・・・と笑ってしまう大人向けの絵本のような気がします。

我が家の長男は、マンガのような形式や、細かい所までていねいに描かれた絵は気に入ってるようですが、「サンタさんの性格がな〜・・・」と、不満げのようです。
この本の良さがわかるのは、もう少し先（サンタさんの正体を知る頃？！はい、小４現在まだ信じてます！）かな？