「ぼくにもそのあいをください」 みんなの声

娘が保育園から借りてきたのがこの本でした。
見た目は、女子の気をひくような感じではないので、7歳の兄に読んでやっていたのですが、途中から読めなくなるほどの涙が溢れてきました。
ただの恐竜の話じゃなかった。
心が温まる絵本・・・パパに読んでもらいたいな。
娘にもしっかり読んでやり、「いい本借りてきたね」と伝えました。

親子で大好きなシリーズです。
今回も、感動しました。
少し長いのですが、お話の世界にぐいぐい引き込まれていくので、あっという間に読んでいます。
力より強いものがあるなんて、弱肉強食の世界で生きていると、考えられないでしょう。
でも、ありましたね、確かに。

お話は本当に素晴らしいと思います。しかし、物書きの知り合いに言わせると「こんな結末が簡単に予想できるような話のどこが素晴らしいのか」と言うのです。私は「お前がこれだけの作品を描けるなってから言え」と思いました。

ティラノサウルスシリーズは好きでよく読んでいます。

「あい」というものが理解できているのかどうかはわかりませんが、肉食のティラノサウルスと草食のトリケラトップスが出てきて物語になっていることで楽しめたようです。はっきりとどういうことかわからなくてもなんとなく理解できているようです。

このシリーズで読んでいますが、友達・愛・親子について、いつも考えさせられ、心温まる絵本です。
今回のお話は、力のある者が世の中で一番だと思っていたティラノサウルスが、小さなトリケラトプスの子ども達との出会いで、優しい愛をもらい、力よりも大事なものがあると気付くお話です。

娘に読み聞かせることで、父親の優しさ・たくましさ、そして父親の偉大さを教えるいい教材になりそうです。

このシリーズ、似たような展開のお話が多いのが、少し残念です。

　ついにシリーズ全作品、読破です！　
毎回、手元にハンカチの用意を・・・と、心構えはできているつもりでしたが、やっぱり、最後は泣かされてしまいますね〜。

　今回も、真の意味での「強さ」に、涙がぽろり。
まさに、愛に勝るものなし、ですね。
「力」で世の中（恐竜界）を制してきたティラノサウルスだからこそ、本当の強さに目覚めたときに相手に伝わる愛の大きさも、際立っていたのだろうな、と思います。

トリケラトプスの子供のまっすぐで優しい気持ちが、とっても素敵な本でした。子供は、かっこいい恐竜が好きなので、ギガノトサウルスが出てくるページや、ティラノサウルスが「がおー！！」って言ってるとこが好きみたい。

ティラノザウルスシリーズは本当に名作ばかりですよね。
私も息子たちも大好きなんですが、この「ぼくにもそのあいをください」は、その中ではランクは下のほうです。私としては。
かといって期待はずれとかそういうわけじゃないけど、読後の“じーーーーん”が、他のものより少なかったというだけ。じゅうぶんいいお話だと思います。ただちょっと抽象的だからかな。イチバン大切なものは『愛』って、なかなか子供には理解しづらいような気がするし。

何度も言いますが、決して悪いわけではないですよ！
ただ私の好みではなかっただけで。個人的には「おれはティラノザウルスだ」とかのほうが好きです。

宮西さんの怪獣ものにつきものの、いつもの切ない感じのストーリーです。

老いたティラノサウルスが、小さい弱い恐竜たちにしたわれ、自分の身を挺して、みんなを守る。そしてその守られた側も成長したら自分の子供達を同じように身を挺して守る、、、。

一番大事なのは強さじゃなくて愛、だよね。ちょっと切ないけれど、おすすめできる絵本です。

最近息子の中で恐竜ブームが起こっています！
なので寝る前の読み聞かせによくこの本を選びます。
ママ的にはこのざっくりした絵がちょっと苦手だなと思っていましたが、息子はティラノサウルス・トリケラトプス・ギガノトサウルスと好きな恐竜が出てくるので気に入っているようです。
強い力よりも愛の方が大切というテーマはまだ良くわかっていないようですが、｢ママやパパがあなたを大好きということも愛なんだよ〜｣と教えると嬉しそうに頷いていました。
文章が長めなのでもう少し大きいお子様でもご満足いただけると思います。