本屋さんで、ティラノサウルスシリーズに見慣れないタイトルを発見。
自分の目当ての本の場所に連れて行こうと、手を引っ張る息子二人を蹴散らかして、立ち読みしました。
このシリーズは、感動8割、ちょっと語りすぎてるかもと感じるところ2割という感じで、私にとっては微妙な位置にあるシリーズです。
子ども達の反応も、感動したり、無反応だったり、恐竜の子ども達の仕草に喜んだりといろいろです。
今回もちょっとストレートすぎるかもと思いながら、でも、考えてしまいました。
「力が強い者が一番偉い」というのは、まさに、幼稚園から小学校中学年までの男の子たちの暗黙の基準なのです。
その真っ只中にいる我が家の息子二人も、この世界で日々悪戦苦闘しています。
ある時期、「力が強い者が一番偉い」というのは、まかり通る理論かもしれません。
でも、最終的には、どれだけ人を愛することが出来るのか、愛を伝えることができるかということが大きな意味を持ち、次世代に引き継がれていくのではないでしょうか。
そんなことを、この本を読んで、つらつらと考えてしまいました。
そして、是非3年生の朝読書でよんでみたい、今回は、かえってストレートすぎる表現が、子ども達には理解しやすくていいかもしれないと思いました。
そして、力だけじゃないよ、優しさも大きな強さなんだよということを中学年の男の子たちに感じて欲しいと思います。