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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

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こんこんさまにさしあげそうろう」 みんなの声

こんこんさまにさしあげそうろう 作:森 はな
絵:梶山 俊夫
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,282
発行日:1982年
ISBN:9784569586007
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 20
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  • 昔の人の知恵と優しさ

    昔、寒い冬に野にすむキツネやタヌキに食べ物を備えて歩く「のせぎょう」という行事があったそうです。
    「のせぎょう」のことは私もこの絵本を読んで初めて知りました。
    冬に飢えた野生の生き物に食べ物をふるまうのは、野に住む生き物と共に生きる人間の知恵と優しさだったのでしょう。感動しました。
    寒い冬に読むと、心が温まるおはなしだと思います。

    投稿日:2015/01/29

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  • 「のせぎょう」って、なにかな?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳

    梶山さんのきつねの絵が可愛いな〜と思って、図書館で借りてきました。
    なので、この絵本で取り上げている「のせぎょう」という1つの行事のことも、言葉としては全く知りませんでした。
    ナビの皆さんの評価は5つ☆と高かったのですが、
    私にはこの内容で、「のせぎょう」のことがあまりよく理解できませんでした。
    「のせぎょう」の説明文だけ、人間の子どもの側からになっていて、
    きつねの母親が「のせぎょう」のおかげで食べ物にありつけたことをありがたがるくだりがどうも腑に落ちなくて……。
    読み手として、気持ちがどっちつがずになってしまいました。
    できたら、きつねの立場で自然界に生きるむずかしさを見せることで統一するか、人間の側からの目線にするかどっちかにしてほしかったです。

    でも、この絵本を読んだことで、「のせぎょう」について考える切っ掛けができました。

    投稿日:2012/05/20

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  • 伝統と思いやり

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    たぬき、きつね関連の絵本を探してて
    「こんこんさま」という呼び名に惹かれて
    お借りしてきました

    課題図書や大賞受賞作品なんですね?

    寒い冬で、お腹をすかしているこどもを
    思う母きつね
    なかなか獲物を捕らえることは出来ず
    なんともかわいそう・・・

    でも、なんと!
    狐から家畜を守る
    防衛策なのでしょうが
    「のせぎょう」というお祭りに
    それも、子ども達が提灯を持って行う
    という風習を行事にしたのでしょうか
    それに助けられます

    素晴らしいことだと思います

    「のせぎょう」?って何だろう?と思うと
    弟がお兄ちゃんに聞いて
    ちゃんとお兄ちゃんは説明してくれます

    そうやって、思いやりの気持ちとかを
    伝えていくのだと思うのです
    伝統って、すごいことです

    それには、子どもの力って
    必要不可欠

    母ぎつねは、まずは子どもに食べさせ
    子狐もちゃんとおかあさんに勧めます
    思いやりは伝わるものです

    素敵な絵本にめぐり合いました

    投稿日:2011/03/06

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  • のせぎょう・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    昔の人の自然との共存の知恵を思い知る作品でした
    今の私たちの日常では、次元は違いますが、野良猫にエサを上げたことでも裁判になってしまう時代ではとても肩身の狭い生活を動物たちはしているのでしょうね
    どれも人間を中心に考えてきた結果としか言いようがありませんが・・・
    もう一度私たち人間も、自然の産物のひとつで、決して特別ではないと気づくときがきたんでしょう

    お供えを持ってきた、子供の言葉に胸が熱くなりました
    これから寒くなるこの季節に、親子で読むオススメの絵本です

    投稿日:2010/11/18

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  • 冬 雪がたくさん降ると 山に住む動物は 冬眠したり 春を待つのです。
    キツネの親子も洞穴の中で おなかをすかせてお母さんキツネは、小ギツネのために 寝かせてから 食べ物を探しに行くのですが・・・・・

    人間の家のにわとりを とろうとしましたが、犬にほえられて・・・・
    池の水も凍っています。
    魚もいません 
    お母さんキツネは 必死です!

    そんなとき のせぎょうの太鼓が聞こえ「こんこんさまに さしあげそうろう」
    といって キツネのために、あずきめし あぶらあげ かわじゃこを置いてやるのです。
    このならわしは 人間が きつねと共存しながら 生きていく知恵を子供に伝えているのに感動しました

    大寒の一番寒い日に 食べ物を分けてやると言う 習わしは、今でも言い伝えられているのでしょうか?

    おかげで 小ギツネは 美味しいものを食べられたのです!
    お母さんキツネも すごいな〜と感動しましたが 
    人間も又 こうした 共存する生き方を守り続けていって欲しいと思いました
    子守うたが 良いですね 
    梶山さんの絵も郷愁を誘う 絵でした

    読み聞かせにも良いな〜と思いました!(冬の寒い時に)

    投稿日:2010/08/24

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  •  真冬の寒い時期、きつねの親子は、穴で丸くなり寒さをしのいでいた。子ぎつねは、おなかがすいたと言う。母ぎつねは、寒い中食べ物を探しに行くが、何も見つからない。そのうちに、かねとたいこの音が聞こえてきた。「のせぎょう」をいうお祭りの音だっだ。冬の寒い間、きつねがにわとりをとらないように人間が、お稲荷様におそなえものをするお祭りだ。母ぎつねは、そのお供えものを持っていき子ぎつねに食べさせる。ほっとした、母ぎつねと子きつねは、もうそこまで来ている春を思いながら、寝てしまう。
     子を思う母の気持ちと、母の愛情を素直に受け入れる子の純粋さ、そして、自然と共存していた人間の暮らしを感じられるよい絵本です。
     読んだ後、自分の子供が愛おしく感じられました。
     また、柔らかくて、素朴なタッチで描かれた絵も、ストーリーをより深いものにしている。

    投稿日:2009/04/24

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  • 母狐の愛

    母狐の子狐を思う気持ちに涙が出ます。自分は、食べなくても子供だけにはお腹一杯食べさせたいのは、どの世界でも同じだと思いました。いえ、動物の方がそんな機会が多いだけに、愛情が強いかも知れません。
    自分の危険も省みずに愛情を注げるのも人間と一緒だと思います。
    「こんこんさまに さしあげそうろう」に、感謝しました。
    「のせぎょう」の行事は、いつまでも続いてほしいと思います。母さん狐にも、「おいしかったよ、かあさん。かあさんも おあがりよ。」と、優しい親思いの子狐にも胸がつまりました。とても感動する絵本です。絵も優しくて、温かくなります。どの年齢にも読んでほしい絵本です。

    投稿日:2008/10/22

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  • 雪の季節に読みたい

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    冬、雪が降り続く中、きつねの親子は食べるものがなく凍えそうでした。わが子に何か食べさせてあげたくて、お母さんはあちこち食べ物を探しに行きます。村のお百姓の家のにわとりをとりに行ったところ、犬に吠えられ、退散しました。池の魚は、氷が張ってとることができません。長い間何も食べていない親子は衰弱していました。が、お腹をすかせた子どものために、お母さんは、気力を振り絞って、また食べ物を探しに外に出ました。すると…。
    どの地方のお話でしょうか。大寒の頃、きつねに食べ物をお供えする「のせぎょう」という昔ながらの行事が出てきます。「さんだわら」のあずきめし・油揚げ・かわじゃこが、きつねの親子を救います。お母さんぎつねの子ぎつねへの深い思いが伝わってきました。子を思う親心は人もきつねも同じですね。雪の季節に読みたい絵本です。わが家では、ちょうど大寒の夜、寝る前に読み聞かせてみました。

    投稿日:2007/01/21

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  • こんこんさま

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    『こんこんさまにさしあげそうろう』ってなんだかいいやすく、口につくいい言葉だと思います。
    娘はタイトルを何回も言っていました。
    この絵本は、但馬の伝承行事「野施行(のせぎょう)」をもとに描かれています。
    野施行とは、寒い冬にキツネなどが飢えて、
    村におりてきて、鶏などをぬすみにこないように、
    大寒の晩に赤飯や油揚げなどをお供えすることだそうです。
    寒い冬、必死に生きる動物達。
    お腹をすかした子きつねのために
    母きつねとしてなんとかしたい・・・という愛がやさしく描かれています。
    昔からの伝統行事に意味があることも考えさせられます。
    人間も動物も自然の中で共に生きています。

    投稿日:2007/01/15

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  • 同じ世界に生きているものとして

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     『こんこんさまにさしあげそうろう。』の言葉がグッと心に残る一冊です。作者のふるさとに伝わる≪のせぎょう≫といって、冬、食物がなくて困っている狐の為に、村の子ども達が、「お稲荷様」に食べ物をお供えする行事を絵本にしたものです。辺り一面真っ白な雪の中、池も凍って魚もとれない。「さむいよう・・・」「おなかすいたよう・・・」と切なくうったえる子狐を、なんとかしてやりたくて、危険を承知で村里に降りる母狐。そこに聞こえてくる『こんこんさまにさしあげそうろう。』と子ども達の澄んだ声。
     近頃、熊や山羊・猿等々、山から降りて来て、人間とトラブルになっている記事を目にすると、この絵本が、頭を過ぎります。大自然の中、人間と動物が同じ世界に生きるものとして大切にしなくてはならないものが、ここにある様に思えます。梶尾俊夫さんの挿絵も柔らかで、すてきです。

    投稿日:2006/10/23

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