すっぽんぽんのすけは、お風呂あがりに、すっぽんぽんのまま逃げ回る息子そのままです。そして、ママは「早くパンツをはきなさーい」と。これも私そっくりです。この絵本を読んだら、お風呂あがりに息子を怒れなくなってしまいました。だって、忍者と戦ったり、壮大な物語が繰り広げられているかと思うと、その世界を邪魔できませんから。お風呂あがりにパンツを履くなんて、大人にとっては当たり前のことだけど、こんな面白い世界があるなら、すっぽんぽんも悪くないな〜と思えてきちゃいます。こどもの楽しい想像の世界が、そのまま絵本になったような楽しいストーリーでした。きっと作者の方は、子どもの心を忘れていない素敵な方なんだな〜と、想像してしまいました。