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世界を救うパンの缶詰」 みんなの声

世界を救うパンの缶詰 文:菅 聖子
絵:やました こうへい
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2017年10月
ISBN:9784593535231
評価スコア 4
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  • 栃木県那須塩原市にある「パン・アキモト」。
    神戸の震災がきっかけで生まれたパンの缶詰は、長期保存ができ、おいしく食べられ、社会貢献できる事業だ。
    秋元さんは、防災・災害に役立つ製品のみならず、宇宙食、世界の飢餓地域へパンを送る、ベトナム人の研修生を受け入れ修行してもらって帰国後にしっかり事業ができるようにする…などなど、多くの社会貢献をなさっています。
    この話は、大変にわかりやすく、面白く読めるように、文章や挿絵に工夫がありますから、子どもたちが読んでも十分に良さが伝わると思いますが、むしろ、大人にこそ、読んで頂きたい。

    ブラック企業や、貧困問題、食糧危機、環境破壊などの社会問題にたいする1つの回答例だと思います。
    食べ物を大切にしようという食育が盛んになっている一方、商売のために大量に食べ物を捨てているのが食品業界という皮肉。
    本当に食べ物を活かすのは、この本のような人の、地道な取り組みだと思います。

    こういう物語が、本当の食育だと自信をもっておススメいたします。

    投稿日:2019/03/17

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    1
  • パンを缶詰にする大変さ

    災害時に大活躍するパンの缶詰。
    焼いたパンを缶に閉じ込めればいいだけだと思っていけれど
    開発秘話を読むと、
    カビ対策、水滴対策と
    思ったよりずっと大変そうでした。
    また、防災用だからこそ
    期限切れ近くになって、まだ食べられるのに返品され処分をお願いされることも・・。
    これを、食べるのに困っている人たちのいる海外へ届ける活動も発足させて、
    うまいサイクルを作り出しています。
    ただのパン屋だと思うなかれ。
    すごいバイタリティー。
    とうとうパンは、宇宙にまで行くことになります。すごい!!

    戦争で全身やけどを負いながらも、生きて終戦を迎え、
    戦後は不自由な体もなんのそのでパン職人となった初代と、
    広い視野を持つ2代目の好奇心と創意工夫とが
    パンの缶詰を産んだことがわかります。
    文中に、缶詰パンがスペースシャトルにのることになったくだりで「まわり道をしたように見えた時間も、結局無駄な事は何一つなかった」という一文が、
    とても心に響きました。

    投稿日:2020/01/02

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