イラストがとってもキュートな絵本です。
1ページ目の家々が描かれている街の様子,なんて可愛らしい家なのでしょう!と1ページ目からわくわくしてしまいました。
前半はドーナツを作る様子が擬音語を使ってよく表現されていました。
小学校の授業で日記を書く練習をしている小学1年生の我が家の娘には,絵本の文章から表現の仕方を学ぶことも多いです。親が言うより,絵本から楽しみながら学んでいく方がよほど効果がある気がします。絵本の力ってすごいです。
中盤からドーナツやさんのお手伝いをする子供たちが登場するのですが,エプロンもそれぞれ模様が違って描かれていて凝っているな〜と思いました。
髪型もそれぞれでメガネの子もいたり,目の色も違ったり。
我が家の娘は,こういう所もしっかり見るタイプで,そして気に入ると自分のお絵描きに取り入れたりするので,この絵本のイラストのキュートさには釘付けでした。
また,娘もクッキングのお手伝いが大好きなので,ドーナツやさんのお手伝いを楽しんでする子供たちにもとても共感を覚えたようです。
終盤は「かいぶつ」が登場するちょっとドキドキした場面もありで面白かったようです。こういう展開は絵本の醍醐味ですね!
最後は親子でとてもぽかぽかな気分になりました。
寒い日が続き春を待ちわびていたので,桜やチューリップが咲き誇る風景に笑顔になってしまいました!(笑)
春を待ちわびる季節にもぴったりですね,もちろん春にも。