久しぶりのあさたろうです。待ってましたっとばかりに飛びつきました。
今回は、子分のにきちが出かけてしまい、あさたろう、久々の一人旅です。
孤高の流れ者、助けを呼ぶ少年、理不尽な目に遭う少年の家、さらわれた美貌の姉、憎々しい敵役などなど、時代劇の王道をいく内容です。
ねぎ汁が飛ぶシーンがあまりないので、絵が小綺麗にまとまっています、と言いたいところですが、1ページ目にどーんと描かれている味噌の塊が、「こっ、これはもしや・・・」と勘違いしてしまうようなもので、子ども達の食事中に本を開いた私は慌てて閉じました。
相変わらず語り口は小気味良いので、浪曲風に読むと楽しさ倍増です。
我が家では、娘、次男には評判が良く、夫、長男には「ちょっとなぁ・・・」「わけわからない」と不評の、評価が分かれるシリーズです。