「スサノオ 日本の神話」 みんなの声

古事記にも記されている神、スサノオ。
その有名なエピソードを飯野和好さんが重厚に描きます。
乱暴者ゆえ、姉アマテラスに叱られて地上界に落とされたスサノオが、
薄幸の親子と出会い、ヤマタノオロチ退治に出かけるエピソードです。
何といっても、ダイナミックな場面が素晴らしいです。
添えられたオノマトペも、臨場感たっぷり。
やはり、日本神話として知っておきたいですね。
小学生くらいから、体感してほしいです。

正直言えば、この絵本を製作した飯野和好さんの動機がよくわかりません。
神話のシリーズが始まるのでなければ、スサノオの一点ピックアップは、他の神話との関係性において、あまりに孤立してしまうからです。
スサノオにポイントをあてて、荒々しく野生的に描きあげた飯野さんのエネルギーに感嘆しつつ、この絵本のカバーや奥付けに紹介されているスサノオという神の、他のエピソードが気になりました。

日本の神話の絵本を探していて、てにとりました。

スサノオと八岐大蛇の戦いのシーンは、
飯野さんの迫力ある絵がぴたりとはまります。

ファンタジーでありながらも
どこかリアルを感じさせる、この紙一重な感じが
飯野さんの絵から感じられます。

神様の話はいろいろありますが
これは外せない一冊ですね。

乱暴者で、姉のアマテラスが治めている天上界から追放された

スサノオですが、やまたのおろちの大蛇を退治しました。

スサノウは、美しい妻とたくさんの子どもたちと共に、豊かに暮ら

したお話でした。暴れん坊でわがままな神さまでしたが、知恵と

勇気で、大蛇を倒したのは、妻になるクシナダを救いたい愛の

お陰でもあるなあと思いました。大蛇のお腹にあったあめのむら

くもの剣を、姉のアマテラスに、今までのお詫びのしるしに、献上

したのでした。飯野和好さんの描く迫力ある絵が素晴らしかった

です。

全ページ、お試し読みで読みました。
日本の神話は、まったく知らなかったので
とても興味深く読みました。
絵が、すごい迫力です。
日本の神話は、面白そうだなと思いました。
折に触れて、こういうお話を読んでみたいです。

かっこいい！
神話、ときいて難しそうとかまえてしまいましたが、読みやすかったです。
迫力のあるイラストにどんどんと引き込まれました。
漢字にフリガナがふってありますが、文字が多いので、
文章に慣れ親しんでいる年齢のお子さん向けかと思います。