野菜のお化けがいっぱい登場して楽しかったです。これもそうかなぁー?なんて子供と一緒に野菜のお化けを探してみたり、最後の方では「このグラス可愛いね」、なんてカレーと一緒に描かれているグラスが欲しいと言い出したり、うちの子はすみずみまで絵本を見て楽しんでいました。カレーもよく見るとちゃんとみつめになっているし、「今度カレーを作った時はお化けカレーでも作ろうかな、どんなお化け野菜を入れようかなー」、なんて子供と話したりして盛り上がりました。
ただこの呪文、見ながらでないとちょっと言うのは大変かな、って思いましたが、子供は間違えながらも楽しそうに大声で呪文を口に出して言っていました。うちの子は苦手野菜が結構有るのですが、「嫌いな野菜をお化けにしたらどんな感じかなぁー、どんな呪文が聞くかなぁー」、なんて考えながら楽しんでいました。
「嫌いな野菜に呪文を掛けるとその野菜が食べれるようになると良いのにね」、というと、「そうじゃなくて、嫌いな野菜に呪文を掛けるとその野菜が消えちゃうんだよ」と言っていました。嫌いな野菜が食べれるようになる呪文を考えて欲しかったなぁー、と必死で呪文を考えている娘に対して思ってしまいました。
暗い夜の場面が登場するのでちょっとドキドキするけどそんなに怖くない、楽しめるお化けの絵本で暑い夏にはぴったりかな、と思いました。野菜のお化けなので、絵本を読んだ後も色々想像力を働かせて話が盛り上がったりするので結構楽しめました。
夏にはおすすめの1冊です。