家族っていいな〜と思う反面,ねずみくんが大家族の元へ出かけひとりぼっちになってしまったエリオットの気持ちが痛いほど切ない絵本でした。
街で見かける家族連れを羨ましく思い,自分の一人の境遇が身にしみて真っ暗な映画館で涙を流すエリオット。
ねずみくんは優しかった〜。ねずみくんの大家族も優しかった〜。
友情とは楽しい時ばかりを一緒に過ごすことではないですね。
相手の気持ちを考え相手を想って手を差し伸べられること!
エリオットにもねずみくんの優しさは痛いほど伝わったことでしょう。
「ひとりじゃないよ」と言えるのが本当の友達なんだなとこの絵本を読み改めて感じました。
子供が読んでも大人が読んでも心にきます。
縁あって友達になれた関係,大切にしていきたいですね。