子猫が危険な目に遭遇する冒険のお話。
娘が、3歳の頃、何度も読んで聞かせたお話です。この頃は、子猫の大冒険も、淡々と聞き入れていた娘ですが、その後2年経ってみて、また読み返してみると、子猫が走って来た車の下にはいってしまう時には、「あぶないよー」。犬に追いかけられたら、「あっちいけ!」と犬に向かって怒鳴りつけ、生き延びる力を見せつけてくれました。
絵本をとおして、子供の成長が見えた、面白い経験です。
ところで、この本を、母親と言う立場で読んでいると、子猫が、我が子に思え、ハラハラドキドキ。2年前、この本を読みながら、娘は、私の手を離れ、幼稚園に通い始めても、大丈夫なのだろうか?と、心配しつつも、この猫の母さんの様に、冷静で大きく構えていればいいんだ、と励まされたものです。