『くまのこうちょうせんせい』のコンビによる絵本です。
今回の主人公は小さなくまの男の子、くんちゃん。
くんちゃんはお父さんの真似をして、取材ごっこをするのが好きです。でも、取材しているつもりが、気がつけば自分のことばかり話してしまうのです。
ある日、けがをしてしまったくんちゃんは、病院でお腹の大きくふくらんだ、バクのおばさんと出会います。
おばさんのふくらんだお腹の理由は?そしてくんちゃんはどうするのかな?
小さいくんちゃんの心の成長の様子がとても丁寧に描かれている、好感の持てる絵本でした。
個人的には前作の方が好きですが、こちらの方がハッピーエンドなので、小さいお子さんにも読みやすい内容になっています。くるくる変わるくんちゃんの表情がかわいいですよ。