ルース・クラウスの絵が、味わいがあって、とても素敵でした。
土の中や木の中で、冬眠している森の動物たちの姿が、かわいかったです。
(カタツムリはちょっと「うひゃ!」と思っちゃいましたけど)
うちの子どもたちはどちらかというと動物好きなので、眠っている動物たちや穴ぐらからか顔を出している動物たちを見て、喜んでいました。
ただ、
「やまねずみが じめんのなかから かけてく。
みんな はなを くんくん。みんな かけてく。」
のあたりは、大行列の動物たちにギョッとしてしまいました。
最後のシーンに黄色い花が1つ咲いているのは、他がモノクロだけにとても印象的でしたが、
どうせなら、春の訪れの代名詞でもある「福寿草」にしたら、もっとはっきり春を意識したのにな〜と、思いました。
(アメリカには福寿草は咲かないのかな?)