「あたしもびょうきになりたいな！」 みんなの声

幼児にはよくある「羨ましがりや」がテーマ。

念願かなって、私も病気になった！
でも･･･。なんだか今度は、元気な弟が羨ましくなって･･･。

和書でもありますよね。こういう感じの設定。

この本は、外国人著者なので、登場人物名とかストーリー
とか、少し違和感を感じました。

絵もアートだけど、馴染みにくい感じです。

子どもの反応もイマイチでした･･･。

幼稚園くらいのお子さんに読んであげている方が多いですね。
主人公のエリザベスは学校に通っているようですが、まだ中学年くらいで、小さな子どもの「本音」がストーレートに描かれているところに、子どもたちの共感を呼びそうです。
みんなに構われるのって、なんだか素敵だし、
熱が出て苦しい時は、自由に動ける人を見ると誰だってうらやましくなりますもんね。

絵もはっきりしていて見やすいし、ストーリーも長すぎずまとまっていて、字も読みやすいし、幼稚園くらいから小学校中学年くらいまでの読み語りにもお薦めできます。
時間的にちょうどいいので、私は今度低学年のお教室で読んでみようかと思います。

兄弟（姉妹）の片方が病気になると、小さいうちって、
きっと「××ちゃんばっかりかまってもらってずるい」って
思っちゃうことってありえますよね。

この絵本は、そのことをズバリ書き上げた本で、私の主観では
絵はかわいいとは思いませんが、話がとても可愛らしい話でした。

是非、兄弟のいるお子さんにお勧めです。
読んでみてください。

兄弟が病気をしていると、その子ばっかり特別扱いされて羨ましくなっちゃう。その気持ち、よく分かります。
でも実際に病気になってしまうと、体はしんどいし、ちっとも楽しくないんですよね。そして今度は元気に遊んでる兄弟が羨ましくなっちゃう。
そんな子どもの気持ちがとてもよく表現されています。
うちの娘も、下の子が1年間で3度も入院し、その間は両親のどちらか一方も病院に泊り込んでいたので、すごく共感できたようです。
「私も入院したい！」とは言わなかったけど、帰るときはいつもとても切ない顔をしていた娘。きっと淋しかっただろうな。
最後に「二人とも元気になったよ」と電話で報告するネコの兄弟の様子を見て、「そうそう、健康が一番だよね」と娘と言い合いました。

題名の意味に興味を持ったのでこの絵本を選びました。健康な事への有り難味が湧く絵本でした。自分がしたいと思う事を出来る喜びは他の事には代えがたい大切な事なのだと感じられる絵本でした。主人公の女の子の気持ちがひしひしと伝わってくる絵本でした。寝る前にベットで飲む温かいミルクとクッキーをわざわざ両親の為に用意して運んであげる主人公達が優しくて心が温まりました。

エリザベスは、弟のエドワードが病気になって家族から温かいもてなしが羨ましくなってしまいます。でもいざ自分も病気になるとエドワードと一緒のもてなしでほっとしたと思います。家族が同じ扱いをしてくれたことに家族への信頼と感謝の気持ちが持てたと思います。健康であることがどんなに大切で有難い事かわかってよかったと思います。そして、家族への感謝の気持ちを態度に表したのがとてもよかったです。家族の一員であること、家族の仕事の分担を自分から納得して進んでやることが出来てとてもよかったです。

そうそう、こんな感情って子どもの時にはよく感じてました。
他の姉妹が病気になってお母さんにいっぱい甘えてるのを見て
私もそうしたいって。
でもいざ病気になると思いのほか辛くて辛くて
今度は元気に走り回ってる姉妹が羨ましい・・・なんて
本当に勝手なモンです＾＾；
子どものあまりにも気ままで自分本位な感情に
懐かしいような気分になりました。
娘は一人っ子だからか　ピンとこないのでしょうか
「へんなエリザベス！」というコメントを残したのみでした＾＾；

弟が病気になりました。
家族のみんなはやさしくしてくれるし
親戚からもお見舞いの電話がきたり…。
ずるい！と思うお姉ちゃん。
そしてあたしも病気になりたい！

結局本当に病気になってしまうと、病気になるってやっぱりよくない。
今度は元気になった弟をみて、ずるい！と思っちゃいます。

人のしてることって、なんだかよく見えちゃうものです。
それがたとえ病気で苦しんでいたとしても。
そんな子どもの気持ちがよく現れた絵本だと思います。

『いいなぁ〜学校休めて、私も病気になりたい！』
兄弟がいなくたってついつい言ってしまいますよね

ましてや兄弟がいれば目の前で親に優しくしてもらってちやほやされている姿を見てしまうんだからなおさら

病気のエドワードを見てエリザベスが羨ましく思うのは当然です

それでも実際本当に自分が病気になってみるとわかるんですいよね
みんな健康が一番だって！

息子には全体的に難しかったようですが
元気が一番！と言うところは伝わったかな

手厚く看病してもらってる、病気の弟（かな？！）エドワードを、うらやましいと思ってるエリザベス。

ずるいなあ、もう！
私は全部自分でやらなくちゃいけないのに・・・。
ぶつぶつ。

あはは。この気持ち、兄弟姉妹のいる人なら、誰もが一度くらい感じたことあるんじゃないでしょうか？！
我が子たちも、私自身も、共感できちゃうお話でした。

でも、病気になってみて、初めて健康のありがたみがわかるんですよね。何でも自分でできることのしあわせ♪

子どもって、けっこう、これの繰り返し。（喉元過ぎれば・・・忘れちゃうんだよね〜。）

擬人化されたネコの家族の暮らし方の、細かいところまで楽しめる1冊です。
特に、エリザベスが、ペット（え、何のために飼ってるの？！という小動物です！汗爆）にえさをあげてる姿がほほえましいです♪