プレゼントでいただいた本です。昔話は、なかなか理解が難しい年齢なのではじめてのしたきりすずめでした。
この話って子供にとっては結構ショッキングだと思います。
そして、この本によって私も知らなかった事実が明らかになりました。
ひとつは、おばあさんがすずめの舌を切った理由です。
自分たちでさえめったに食べないこめめしを、すずめにやっているおじいさんへ対する面白くない気持ちにわをかけて、せっかく作ったのりをすずめが食べてしまったからです。
舌を切るのはだめですが、おばあさんの気持ちが分からないでもありません。
もうひとつは、すずめの居場所をなかなか教えてくれないことです。
うまのあらいじるのんだら教えてやるとか、そこまでけちなこと言わずにせめておじいさんだけには教えてやれよと、かなりショックでした。
おばあさんに振舞った料理も気持ち悪かったし・・。
この本は100円くらいの安い本みたいに薄い内容ではなく、いろいろ考えさせられるしたきりすずめでした。