母狐が、子狐の為に餌を取りに行きます。
母親は餌を取る為に必死です。一人残してきた子狐の事も
とても心配です。子狐は寂しく一人で待っています。
お互いの気持ちが本を読んでいてとても良く解りました。
母親がどうなったのかは詳しくは、文章では書かれては居ないのですが
きっと子狐をかばって死んでしまったのでしょう・・・。
やがて子狐は一人で立派に成長して、母親が残してくれたぶどうの木を見つけます。
そこでぶどうを食べて、母親の「おいしいものをとってくるから待っていてね」と言う言葉を思い出します。
小学生ぐらいにならないと、意味が理解出来ない本だと思いますが心に残る素敵な絵本でした。
もう一度、小学生ぐらいになったら読んであげようと思います。