私が持っている高橋真琴さんの絵本「ねむりひめ」は、おきさきさまの水浴びから始まるのですが、その絵がアップなのでドギマギしてしまいします。
この絵本も水浴びから始まるので、「ねむりひめ」は、この場面か始まるのだと再認識しましたが、控えめに描かれていたので安心して読めました。
グリムの中でもロマンチックなこのお話が、私が好きなので、絵本を代えて再度読み直してみたいと思っていました。同じお話を絵本で読み比べをするのも好きです。
13人の仙女は、この絵本では「うらないおんな」とあり、このことにも興味が惹かれました。
せたていじさんの文は、どの本でもそうですが、読みやすく、すっと心に入ってくるように思います。ホフマンの描く絵はとても大人っぽく地味ですが格調が高く味わいがありました。