私が拾った子猫も用水路に落ちて、お母さんを呼んで鳴いていたところを拾いました。
ワンダとおなじだ。
いっぱいいっぱい愛して一生懸命育てたら、別れるのは辛かっただろうな。
ワンダはまだ幼いし、どうして別れなくてはいけなかったのかな?
一緒に暮らせたら良かったのに。
猫とライオンとでは、生きれる環境が違うのね。
ライオンは狭い住宅内では生きれない。
「自然界でのびのび暮らせた方が幸せだ」と、きっとご両親は考えたのでしょう。
でも家族を探して、ひたすら探して探して旅をするワンダが、可哀想になりました。
血の繋がった家族でなくても、一緒に生きれる家族や仲間を見つけられたら良かったのですが。
ワンダは一人でどんな風に生きたのかな? 嬉しいこともあったのかな?
もっと詳しく描かれていると良かったな。
ワンダは亡くなる前に、大人になった坊やと再開出来て、本当によかったです。
ワンダにとって家族は、坊やだったのね。
坊やにとってもワンダは、かけがえのない大切な家族だったのだと思う。ワンダを探していたのかもね。
二人が出会えて、本当に良かったです。
もっと早く出会えていたら、一緒に過ごすことが出来たら・・、坊やはそう思っただろうな。
ワンダは、家族がいる嬉しさに胸がいっぱいあったかくなり、安心してお空へ旅立ったことでしょう。
優しく愛らしいイラストを見ていると、家のにゃんこの子供の頃を思い出します。
柔らかくほっこり温もりのあるイラストも素敵です。