うちの娘は、4歳になった今もシャンプーハットなしではシャンプーができません。顔に水がかかるのが嫌みたいで。
だからポップの気持ちがよく分かるのかな?何度も読んでと持ってきました。
お兄ちゃんになりたくて、自ら苦手を克服できたポップ。
「そうか、おにいちゃんって自分で耳をシャンプーするんだ!」と気づいたときのポップの表情がすばらしい。
親が無理にやらせるのではなく、子どもが自分で気づき、自分で望んでやるようになる。そうあってこそ本当の意味での成長になるんでしょうね。
ゆったりと見守っているポップの両親、見習いたいです。
子どもにはちょっとの勇気を、そして親にはちょっとした気付きを与えてくれるすてきな絵本でした。