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わたしのいもうと」 みんなの声

わたしのいもうと 作:松谷 みよ子
絵:味戸 ケイコ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1987年12月
ISBN:9784034380505
評価スコア 4.78
評価ランキング 510
みんなの声 総数 78
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78件見つかりました

  • 現実として受け入れてほしい。

    読む時期が早すぎたのかな?と思いましたが、内容でわかりずらいところでは、娘もちゃんと質問してくれました。
    もう少し大きくなって、また借りたいと思いました。
    いじめはいつの時代もあると思うのですが、心の病気や命の危険までに発展する恐ろしさを教えてくれる絵本です。
    おりがみを折りながら涙するお母さんの気持ちを痛いほど伝わる部分がとてもいいところだと思いました。

    投稿日:2007/04/27

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  • 大勢の人たちに読んでもらいたい

    アンジュールに続き娘とは一緒に読まなかった絵本です。前評判どおりこの妹さんは顔を一度も見せることは無くてずっと後ろ向きの絵ばかりでした。読んだ後には込み上げてくるものがありました。
     いじめた相手にとっては些細なことで気にも留めてないからすぐに忘れることができますが、いじめられた方は決して忘れることができないということを切実に教えてくれます。 私が一番心に来たのはこの妹さんのお母さんの行動です。子供に子守唄を歌いながら抱きしめる、無理やりスープを飲ませる。自分がこのお母さんの立場だったらどんなにやりきれないか。いじめられている子にも絶対読んでもらいたい。あなたの周りにもこの絵本に出てくるような家族がいるということを。本当に大勢の人たちに読んでもらいたい絵本です。そしていじめ、偏見など少しでもなくせれる社会をつくっていきたいですね。

    投稿日:2007/04/27

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  • 心が痛みます

    いじめは人として絶対にしてはいけない事。
    精神的な虐待であり、命まで奪ってしまうという事を一人でも多くの人に知っていただきたいです。

    我が子はこの本を理解するにはまだあまりに幼すぎますが、将来この本を読み聞かせ、人間の尊厳、他者を尊重する事、心の傷などについて話し合えたら・・・と思っています。

    そして願わくは、いじめが身近にあれば、全力で止めに入る事が出来る子に育って欲しいです。

    投稿日:2007/04/28

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  • 多くの方に読んでほしいです

    • xaiさん
    • 20代
    • その他の方
    • 石川県

    いじめにあった妹は、学校へ行かなくなります。
    心を閉ざしてしまいます。

    そして…静かに息を引き取ります。
    妹をいじめた人たちは元気なのに。

    いじめは、この世にあってはいけないものです。

    いじめが原因で自殺する子どもたちが増えている今、
    小・中・高校生はもちろん、大人の方も読むべき絵本だと思います。

    いじめが生まれる瞬間は、本当に小さなことからなんです。
    だけど、その小さなことから生まれるものがどれほど大きく、重く、痛く、そして悲しいものなのか。

    この絵本は、それらの大切なことを教えてくれます。

    願わくば、自殺する子どもたちが一日でも早くいなくなりますように。

    投稿日:2007/03/30

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  • 「いじめ」について考える絵本

    先日ラジオでこの絵本を読んでいたのを聞いてグッときました。
    もう一度活字で読みたいと思い、本屋へ直行!
    手元に是非置いておきたいオススメの1冊です。

    ある方から頂いたお手紙を元に松谷みよ子さんが書いた絵本なのですが、久々心にズシンと重くのしかかるものを感じました。
    いじめ・・・誰でもが
    「やってはいけない」「されたら辛い」という事をわかっていても、
    ほんの些細なことから加害者になったり、被害者になったりします。
    いじめを受けた子が、こんなに辛く寂しい現実を送っているということ、身も心も病んでしまうということを
    この絵本で1人でも多く感じてほしい。

    子供がもう少し大きくなったら、是非一緒に読みたい、そしていじめとは・・・と語り合いたい1冊になりました。

    投稿日:2007/03/08

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  • 必読書に、、

    ネットニュースで存在を知った絵本です。

    実話だということで、大人が読むとかなりずしんときます。

    これが自分の家族だったら、、、と考えてしまうからかもしれません。

     「わたしのいもうと」は普通の女の子だったのに、転校を機にいじめにあってしまいます。

    しかも、かなり深刻なものです。

    そして登校しなくなり、食事もしなくなり、家で絵本を読んだり、鶴を折ったりしていましたがある日、ついに亡くなってしまいます。

     美しい花と一緒に描かれる、後ろ姿の「いもうと」。本当に読んでいて辛くなりました。

     加害者たちはすっかり忘れて、中学生、高校生になっていくのに。

     「いじめ」の重大さを考えるために、どの学校でも読んで欲しいです。

    先生も生徒も、お父さん・お母さん方にも必読の一冊だと思います。

    投稿日:2007/02/28

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  • 親子でじっくり読んでください

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    松谷みよ子さんのところに来た1通のお手紙からこの絵本が生まれたそうです。自分ひとりの心にはしまっておけない・・その思いから生まれた絵本です。

    わが娘は読んだ後だまってしまいました。可愛そう・・精一杯の感想でした。

    「先生が読んでくれたよ・・」と、5年の息子がいいました。
    「こわかった・・」が感想です。


    「わたしのいもうと」はいじめが原因で心を閉ざしてしまいます。
    自殺を図るわけではありませんが・・閉ざした心には何も映らず、食事もとれなくなってしまうのです。

    いじめた子たちは大きくなっていくのに妹の心は体は大きくなれません。

    いじめはその子だけの問題じゃないんですね・・・家族も苦しみます。
    読み終えた後はなんで・・なんで・・とせつなく、怒りさえも感じてしまいます。

    いじめ・・絶対してはいけない事です。

    投稿日:2007/02/24

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  • 驚き・・・そして・・・。

    • そのきょんさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子7歳、女の子3歳

    初めて読んだときはあまりの衝撃にどのように反応していいか、わからないくらいでした。

    今まで、色んな絵本に出会って、胸が熱くなった、感動した、心に残った等色々な思いがありましたが、この絵本で感じた事は本当に言葉にしがたい。

    哀しみがあふれ、身を切られるような痛みさえ感じ、けれどたくさんの方に知って欲しいと想いました。

    まずは、手にとって見てください。

    投稿日:2007/02/20

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  • 今、読んで欲しい。

    松谷みよ子さんのもとに届いた手紙。

    それは、いじめにより、妹をなくした姉からの手紙でした。
    その手紙を元に書かれたのが、このお話です。

    たんたんと、静かに、妹の人生を描いています。

    それと同時に、妹を救うことができなかった姉の悲しさも伝わってくるような作品です。

    妹が自分の部屋から、いじめた同級生たちが高校生になっているのを見る場面があるのですが、そこで涙が止まらなくなってしまいました。

    すべてのヒトに、今、読んでもらいたい絵本です。

    この絵本が出版されたのは、1987年。
    20年前の絵本が、今でも必要とされています。

    投稿日:2007/02/02

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  • ショックでした

    • ももほのかさん
    • 30代
    • せんせい
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子1歳

    かなり衝撃的な本でした。
    とても一言では言い表せない・・・。
    作者の松谷さんの大ファンで、軽い気持ちで手にとって読んでみたら、とても深い深い悲しみと憤りのたっぷりこめられた本でした。
    こんなに悲しい話、もう繰り返してはいけないと心から思いました。

    投稿日:2007/01/26

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