祖母もアルツハイマーで記憶を忘れていっていました。
大学生だったときに、会うたびに一気に老けていく姿に
表面上は明るく振舞いながら話していましたが、
正直怖かったです。
もし、身近なおじいちゃんやおばあちゃんが
どんどん変わっていったら、
小さな子どもはどんなショックを受けるでしょう。
そんな小さな子どもにも
カラフルなふうせんで描かれたこの本は
やさしくわかりやすく教えてくれるので
少し受け止めやすくなるのではないでしょうか。
そして、大学生のころ、祖母の症状をなんとなく
理解していたけれど、うまく受け止められなかった私に
この本を読ませてあげたかったです。
そうしたら、もっとおばあちゃんの話を聞いてあげられたのに。
息子たちもいろんな思い出をたくさん作っていってほしいし、
いろんな人の思い出も受け止めて行ってくれるような
人になってほしいなと思いました。