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とんでいった ふうせんは」 みんなの声

とんでいった ふうせんは 作:ジェシー・オリベロス
絵:ダナ・ウルエコッテ
訳:落合 恵子
出版社:絵本塾出版
税込価格:\2,200
発行日:2019年09月24日
ISBN:9784864841528
評価スコア 4.78
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みんなの声 総数 40
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  • 風船を手放しても

    表紙の風船の色がきれいなので、どんなお話か、楽しみにページをめくりました、、、。ていねいに描かれた絵から、楽しかった思い出がつたわってきます。おじいちゃんは、風船を手ばなしてしまったけれど、寂しそうでも悲しそうでもありません。とても、穏やかな表情にしみじみしました。おじいちゃんの風船は、ぼくに受け継がれたんですね。ペットの犬の風船も、ほほえましかったです。子どもから大人まで、読みたい絵本だなと思いました

    投稿日:2020/07/21

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  • 思い出の風船

    風船にだけ色があり、その他は白黒の世界。不思議だな〜と思いながら読み進めていくうちに、この1つひとつの風船が思い出を表したものだということがわかりました。おじいちゃんの風船を見ながら、思い出話を1つずつ聞いていくのはとても楽しそうでした。しかし、年を取ったおじいちゃんは、思い出を覚えていられなくなり、風船をどんどん手放していきました。仕方がないとはわかってはいても、悲しい気持ちになりました。でも、思い出を聞いた男の子の風船が1つずつ増えていたことに気づかされ、思い出が全部なくなったわけじゃないんだね〜と親子でほっこりした気分になりました。

    投稿日:2020/07/18

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  • 風船は引き継がれていく

    思い出を風船にたとえていることがとてもわかりやすかったです。年をとると風船が増えるけれど…減っていく。本当にそうですよね。けれど、思い出を伝えていくことで風船を渡してあげることができる。とても奥が深いお話でした。家族との時間を大切にしていきたいと思います。

    投稿日:2020/07/18

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  • 昔の私にも読ませてあげたかった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    祖母もアルツハイマーで記憶を忘れていっていました。
    大学生だったときに、会うたびに一気に老けていく姿に
    表面上は明るく振舞いながら話していましたが、
    正直怖かったです。

    もし、身近なおじいちゃんやおばあちゃんが
    どんどん変わっていったら、
    小さな子どもはどんなショックを受けるでしょう。

    そんな小さな子どもにも
    カラフルなふうせんで描かれたこの本は
    やさしくわかりやすく教えてくれるので
    少し受け止めやすくなるのではないでしょうか。

    そして、大学生のころ、祖母の症状をなんとなく
    理解していたけれど、うまく受け止められなかった私に
    この本を読ませてあげたかったです。
    そうしたら、もっとおばあちゃんの話を聞いてあげられたのに。

    息子たちもいろんな思い出をたくさん作っていってほしいし、
    いろんな人の思い出も受け止めて行ってくれるような
    人になってほしいなと思いました。

    投稿日:2020/07/12

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  • 心暖まる話

    • かやかーかさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    思い出が様々な色の風船になります。
    弟より僕。僕よりママとパパ。それよりもっとたくさんの風船を持っているのはおじいちゃんです。

    おじいちゃんは子どもの頃の事や結婚式、僕とお揃いの思い出。素敵な思い出の風船をたくさん持っていて僕は話を聞くのが楽しみです。
    でも少しずつおじいちゃんが思い出の風船を手放してしまいます。

    おじいちゃんがアルツハイマーになってしまった事を子どもにも分かりやすく、そして美しく伝えてくれる物語です。

    おじいちゃんの失ってしまった風船が僕に引き継がれて行く事に涙がでそうになりました。
    心暖まる絵本でした。

    投稿日:2020/07/09

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  • 大切なことをやさしく家族に語りかけてくれる絵本

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子14歳、男の子11歳、男の子1歳

    表紙を見て、やさしく、そしてなんだかもの悲しい雰囲気を感じました。
    誰にでもおとずれる可能性があるお話。
    その時にどうするのがいいんだろう。
    それまでに私は相手とどういう関わりをしたい?
    親がそうなったら。
    旦那がそうなったら。
    私がそうなったら。
    その時こどもは?
    たくさん考えさせられました。
    そして、この絵本を通して子どもや家族と一緒に考える機会を持てるのがとてもいいと思いました。

    投稿日:2020/07/10

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  • 胸がじんとするお話

    • サニーふうさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子8歳、女の子5歳

    思い出を風船にたとえて描かれていて、認知症やアルツハイマーなど身近な問題について、共感しながら読むことができます。
    どんどんおじいちゃんの風船が消えていって、一生懸命追いかけるけどつかまえられない。そのもどかしさがよく伝わってきます。
    ちょっぴり切ないけれど、ラストはじんと心が温まりました。おじいちゃんの思い出を自分のものにして、おじいちゃんに話してあげるという展開に心が揺さぶられます。
    親子でいっしょに読んだあと、じっくり語り合いたい絵本です。

    投稿日:2020/07/09

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  • 思い出は受け継がれて

    • 夏帆さん
    • 40代
    • ママ
    • 熊本県

    この絵本は、「認知症」のことを描いています。
    自分の大切な人が、自分のことをすっかり忘れてしまうということは、どれだけ大きな悲しみでしょう。その「大切な人」は、父や母であり、祖父や祖母であり、あるいは夫や妻なのです。
    お互いに共有していた大切な思い出。その人がその人である存在意義のようなものが失われていく悲しみはあまりにも大きい。
    ――しかし、救いはあります。ほら。その人の思い出は、子や孫へ、配偶者へと語り継がれていくのです。失われることなく、誰かの心の中で輝き続けるのです。

    この本を読んで、救われた気持ちになる方は多いと思います。
    次々に飛んでいく風船の絵は、子供たちにも「認知症」を分かりやすく教えてくれるでしょう。

    投稿日:2020/07/09

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  • いつか訪れるかもしれない

    人は皆、思い出という風船を持っています。
    その風船は年を重ねるごとに増えていきますが、ある病気にかかると、次第に減ってゆくのです。
    その病気とは、認知症です。

    この絵本の主人公である「ぼく」は、おじいちゃんに、
    「あの黄色の風船の思い出を話してよ」
    と言います。
    すると、いつもおじいちゃんは、
    「ずっとずっと昔……」
    と話して聞かせてくれます。

    でも最近は、同じ話ばかりをしたり、持っていた風船を離してしまったりするのです。

    悲しみにくれる「ぼく」。
    その「ぼく」のことさえ、おじいちゃんは忘れてしまいました。

    「ぼく」は、おじいちゃんの認知症をどのように受け入れて、そして行動するでしょうか?

    この絵本は、いつか訪れるかもしれない家族の認知症のことを、やわらかな文章と優しい色の風船で教えてくれます。

    投稿日:2020/07/05

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  • 風船につまった思い出は

    思い出がつまった風船という設定が、とてももの悲しく思えました。
    思いきり膨らんだ風船は、飛んでいくもの、萎むもの。
    思い出はいつか消えていく。
    おじいさんの持っていて風船が、次第に少なくなっていく様子には、一生のはかなささえ感じました。
    でも、この絵本のまとめは素晴らしいと思います。
    次第に少年の風船が増えていき、その中におじいさんとの思い出の風船と、おじいさんの思い出そのものの風船が、含まれているのですから。

    投稿日:2019/11/17

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