韓国で育った子どもなら 誰もが知っている昔話だそうです。
自分はこの世で一番強いと思っている虎がいました。「虎がくるよ」と言われても泣きやまぬ子どもが、干し柿を与えられて ぴたっと泣きやんだのを見て、虎は「干し柿は自分より強くて恐ろしいものだ」と勘違いします。
勘違いしている虎と、虎を牛と勘違いしている泥棒のお話。虎も泥棒も 命からがらのたいへんな思いをしますが、すべては勘違いからなんです!私たちも、右往左往している時、実は 自分の頭の中に勝手に作りだしたものに支配されているのかもしれません(笑)
すべてのページに虎が描かれています。(しっぽの先だけのページもありますが)ページごとに違う その表情やしぐさが面白かったです。