石井先生の絵です。期待して開きました。
タイトルが「ん〜今の梅雨時にぴったり。」と思って。
扉に“いまにも ふってきそうな そらです。”とあり、『来るな雨
』と覚悟して読みました。
主人公は、つるこちゃん。野原でお母さんのために、お花をつんでいます。と、そらから おおきな わにが ふってきました。
《ここで、「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!わに?」です。》
次から次へとふってくるふってくる。それぞれ面白い音を立てて。
そして、最後に……。
ありえないんだけれど、あったら楽しいなと思っちゃいます。
体格の良い動物が落下して、地面におこる衝撃が、見開き一杯に描かれています。
読み終わった後に、なんかハッピーです。
遊びに来た、お隣の4歳の女の子に読みました。
「もう一回」が三回でした。
そうだ、こんな梅雨空だからこそ、こんなお話が楽しくて良いかも。