遊ぶ友達が誰もいなくて、神社まで来た「かんた」。
「めっきらもっきら どおんどん」とでたらめな歌を歌うと・・・
木の根っこの穴から声がして、かんたが覗き込むと、途端に穴に吸い込まれてしまいました。
現れたのは、ちょっと見た目は怖いけど、愉快なおばけの3人組。
かんたとおばけたちはたくさん遊びました。
遊び疲れて、おばけたちが眠ってしまうと、かんたは寂しくなって叫びます。
「お・か・あ・・・」
個性的な3人のおばけたち。
それぞれに特徴があって、人間ではできないようなダイナミックな遊び方をしてくれます★
こんなおばけだったら、遊んでみたいですよね!
「ほっぺたがおちそう」とか
「それをいったらおしまい」とか
普段は使わない日本語の言い回しが出てきて、
息子もそれを覚えて一緒に楽しんでます。
最後には、一番安心できるところに帰ってくるかんた。
表紙のイメージから「怖い」という印象を持ちがちだけど、
実は、ちゃんとハッピーエンドのファンタジーなんですよね☆
かんたは、あの歌を忘れてしまったけれど、
私も息子もすっかり覚えてしまいました♪
神社で歌えば、いつかあのおばけたちに会えるかな・・・?
夢が膨らむ1冊です。