子どもたちと遊んでいた時に、私が何となく「あそぼうぼう」と言ったんだけど、はて、これは何の絵本の中の言葉だったかな、と娘にきいたら、
もんもんびゃっこ、と即答。そうですそうです、めっきらもっきらどおんどん、の中に出てきた言葉でした。実際には、おたからまんちんの台詞ですが、即答した娘に親バカながら、すごい、と感心しました。
最初買った時、娘は、「めっきらもっきらどおんどん」だ、と、保育所で読んでもらったことがあるらしく、知っているようでした。でも本には無関心。
代わりに本棚から持ってきたのが、それまで全然興味無しだったセンダックの「かいじゅうたちのいるところ」
読み比べてみると似ていますね。娘が持ってきたのはたまたまなのか、分かってなのか。
それ以来、かいじゅうたちの〜は娘のお気に入りの本になり、
そして何週間かして、めっきらもっきら〜も持ってきて、読んでやるようになり、こちらもお気に入りの本になりました。
私は最初、この本は好きではなかったのです。多分、冒険とかファンタジーがあまり好きではないので、抵抗があったのかも。
でも、何度か読んでいくうちに、なかなかいいなと思えるようになりました。
異次元?の世界の物語なんだけれど、本当は異次元ではないのかもしれない。
子どもにしか見えない精霊のようなものとふれあっているのかもしれませんね。
最後のページにある、ビー玉のようなものは、貰った水晶玉?そしてマントや縄跳びも。
それらは、彼らと遊んでもって帰ってきたもの?実は最初からかんたが持っていて、それらから夢というか幻想を見たのか…
不思議な余韻を感じます。
そして、何度も読んでいると「かいじゅうたちの」とはだいぶ違う話だなと感じるようになりました。
両方持っている方は、読み比べてみてくださいね。