息子が2歳のころ、雨の日は児童館に通っていた時期がありました。
その児童館の本棚にはずらーっとノンタンの絵本が並んでいて
手に取った1冊目が「ノンタンこちょこちょ」でした。
こちょこちょこちょちょ。
優しい響きの繰り返しが、読むほうも気持ちいい。
ノンタンのいたずらっこなところが息子みたいだなぁと思っていたら
「もいっかい」
もう一度読んだら
「もいっかい」
はたして、帰り道には親子で「ノンタンこちょこちょねこじゃらし〜」と暗唱しながら帰るほどのはまり方でした。
もういっぱしのお兄さん気取りの5歳児ですが
いまでも時々、登園時に道端のねこじゃらしを引き抜いては
「こちょこちょこちょちょ〜。」と襲ってきます。
ねこじゃらしとノンタンの相乗効果、おそるべし。
どのお子さんが読んでも
「ノンタンはボク(ワタシ)」なのではないかしら。
ノンタンの絵本の中でもおすすめです。